前回のお話:シドニー!(ジェノランケーブきらめき編)
野生のカンガルーと触れあえるジェノランケーブカースト保護区
世界遺産ブルーマウンテンズの中には8つの国立公園・保護区がありますが、ジェノランケーブカースト保護区(Jenolan Caves Karst Reserve)はその中のひとつ。この前に訪れた鍾乳洞もそこにあるのですが、同じ保護区内に野生のカンガルーと触れあえるジェノランケーブコテージがあります。
このツアーではこのコテージに泊まるわけではないのですが、時間が許せば泊まりたいと思うほどカンガルーとワラビーがかわいいのです。
こちらは、ジェノランケーブのサイトからお借りした写真。コテージから動物が見えるなんて最高ですよね。
遠くにコテージが見えます。広い芝生の広場にカンガルーとワラビーが集まってきます。
これはカンガルーの親子。お母さんのお腹の袋の中に赤ちゃんが顔を覗かせているのが見えるでしょうか。
こちらの小さなのはワラビーでしょうか?
カンガルーとワラビーの違いが気になったので調べてみました。どうもワラビーというのは一般的に使われる名称であって、固有の種を表すものではなさそうです。大きな種をカンガルー、小さな種をワラビー、中間の種をワラルーと言うみたい。Wikipediaにはワラビーは「カンガルーに比べ、後ろ足が小さく尾が短い。」という付け足しがあったけれど。
カンガルーをナデナデしたいのだけど、警戒されてなかなかうまく行きません。これは、同じツアーの参加者の方が取ってくれたビデオです。近づくとスーッと逃げてしまいます。
オーストラリア・ジェノランケーブ保護区の野生のカンガルー・ワラビー
こんな感じで目の前から逃げちゃいます。「なにしようとしてるのさ」なんて非難されているようで、メゲそうになってきたのですが。
オーストラリア・ジェノランケーブ保護区のカンガルー・ワラビー
だんだんとわかってきました。コテージから遠くにいるカンガルーはあまり人に慣れていないようです。一方、コテージの近くまで来るカンガルーは、好奇心が強いのかあまり逃げません。
そこで、コテージ近くのカンガルー君に「こんにちは、撫でていいよね?」と声をかけながら近寄ると、やっと触れあうことができました。記念写真です。カンガルー君は真面目な顔で写っています。
かわいいですよね。ずっとここにいて、できれば朝のコーヒーをカンガルーと一緒に飲みたかったのだけど、マイクロバスに乗る時間です。ふれあいの時間は30分間でした。とても貴重な時間でした。
私があんまり名残惜しそうにしていたので、ショーンさんが冗談で「conoさんはここのコテージに泊まりますか?」と聞いてくださったので
「明日の朝、飛行機に間に合うように迎えに来てくださるのだったら、ぜひ泊まりたいです。」
「飛行機の時間は?」
「朝8時15分です。」
(絶句)
ここから空港まで3時間かかるので、朝の3時にはコテージを出る必要がありますからね。それでも平気で泊まりたいと思うのは私が修行者だからでしょうか。修行者の朝は早いのです。*1
次は最後のスポット、パルピットロック展望台です。
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*1:ここでの修行というのは航空会社の上級会員を目指すことです。ANAのSFC修行やJALのJGC修行があります。
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