地球の歩き方に頼らない
シドニーにはJALのJGC修行として来ています。*1シドニーに到着して最初に手に入れたのが3つのガイドブック。いつもは「地球の歩き方」をあらかじめ購入して、ホテルを選んで、空港からのアクセスも決めておいて、どこを回るかだいたい決めておくのですが(でないと、大きな失敗をやらかすので不安でしかたない。)今回はあえて準備をせずにシドニーを楽しむことにしました。とはいえ、ホテルにウォークインをするほどの度胸はないので、あらかじめ予約を入れています。そして、空港からホテルまでのアクセスは調べておきました。宿泊予定のグレースホテル・シドニーには、エアポートトレイン10分と徒歩で10分くらい。
目次
シドニー空港でガイドブックと地図を
JAL771便がシドニー国際空港に到着したのが午前6時10分頃。入国手続を済ませて到着ロビーに来たのが7時前でした。朝早くからインフォメーションのおばさま達がいらっしゃいます。ガイドブックをお願いすると、「公式シドニーガイド」と「エアポートトレインマップ」と「シドニーマップ」をくれました。これらを手元に、行き当たりばったりの旅の始まりです。
シドニーコンシェルジュマップ(Sydney Concierge Map)
「シドニーコンシェルジュマップ」は広げるとA2サイズで、片面にはシドニー郊外の地図とシドニー路線図が、反対側にはシドニー市街地図があります。街歩きに大活躍で、街なかでこの地図を広げては行き先を確認しました。
公式シドニーガイド(The Official Sydney Guide)
「公式シドニーガイド」124ページもある冊子です。「マスト・シー(これだけは見よう)シドニー20」や「モデルお散歩コース」をはじめ、シドニーの情報がぎっしりと詰まっています。ちなみにマスト・シーの1〜3位は
1 ボンダイビーチ
2 サリーヒルズ(地区)でのディナー
3 ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館とシドニー現代美術館
どれも行ってません(苦笑)。
さらに、「公式シドニーガイド」にはクーポンが付いています。オーストラリア博物館やフェザーデール ワイルドライフ パーク(それぞれ20%オフ)をはじめ、23種類ありますので活用できるといいですね。私はオーストラリア博物館に行ったのに、このクーポンの存在を忘れてそのまま払ってしまいました。
エアポートトレインマップ(Sydney’s Airport Train)
これはほとんど使いませんでした。というのも、エアポートトレインは空港からホテルのある市街地まで乗っただけでしたから。マップの他に時刻表と郊外への電車の路線図が付いてます。
エアポートトレインで市街地へ
インフォメーションでグレースホテルまでの交通手段を尋ねると、シャトルバスがあるがこの時間ではエアポートトレインがいいとのことで、列車に乗ることにしました。エアポートトレインの駅は道路に向かって到着ロビーの右手、マクドナルドの右奥にあります。
オパールカードと呼ばれるICカードを窓口で購入して列車に乗ります。システムはいろいろと変わるようですね。車両の中央は2階建てになっています。
sydney-study.com
セントジェームズ駅
セントジェームズ駅に到着しました。構内はモスグリーンのフェンスで仕切られていて、趣があります。これがシドニーという街に惹かれる瞬間でした。
セントジェームズ駅の前にはエルメスが入った建物がありますが、石造りの建物を活かして店舗が造られています。地面にはマーケットストリートの通りの名前が埋め込まれています。
マーケットストリートからジョージストリートを歩きます。このあたりは、ブランドのお店やファストファッションのお店が並んでいます。古い建物を活用しながら新しさを取り入れていく。そんな秩序が保たれている街並みです。古い建物にはイギリスへの強い憧憬が感じられます。受け継いできたものは大切にしないといけないという意思が込められているような。
お散歩の拠点:グレースホテル
今日から2泊するグレースホテル・シドニーはとても立派な建物で、1泊あたりが1万4千290円とは思えない造りでした。自分が泊まるホテルが「まさか、こんなに立派なことはないだろう」と前を通り過ぎてしまったほどです。シドニーの宿泊事情(こちらは全然わからない)や物価事情(こちらは高いと聞いている)はよくわからないけど、もっとビジネスライクなホテルを予想していたのでした。
受付のスタッフはとてもフレンドリー。朝の8時に到着したので荷物を預けるだけにします。チェックインの本来の時刻は午後の3時なのですが、早めてくれるとのこと。おそらくお昼頃には準備ができるだろうと言われました。
さて、ここからシドニーのお散歩の始まりです。
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前回のお話:シドニー!(ラウンジお散歩編)
次回のお話:シドニー!(ハーバーブリッジ思慕編)
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*1:ここでの修行というのは航空会社の上級会員を目指すことです。ANAのSFC修行やJALのJGC修行があります。
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