目次
ウォルト・ディズニーワールドのもう一つの楽しみかた
夏のフロリダのウォルト・ディズニーワールド(WDW)の大きな楽しみにプールがあります。もちろん、2つのウォーター・パーク(タイフーン・ラグーンとブリザード・ビーチ)も楽しい場所なんですが、リゾート(ホテル)のプールもすごく楽しめる場所なんです。
- ウォーター・パークは大人1人60ドルの入園料が必要。ホテルのプールは無料。
- ウォーター・パークに行くには、夏は冷房でキンキンに冷えたバスに乗らないといけない。着替えを含めたそれなりの準備がいる。特に帰りは着替えないと風邪をひきそうです。
- ホテルは、水着に着替えてマジックバンド*1をつけて部屋を出れば、すぐにプールです。
WDWのプールランキング
アンオフィシャルガイド WDW 2016では、プールの人気ランキングが以下のようになっています。
1 | ヨット&ビーチクラブ | ★★★★★ | |
2 | グランド・グロリディアン | ★★★★☆ | |
3 | アニマル・キングダム・キダニ | ★★★★☆ | |
4 | サラトガ・スプリングス | ★★★★☆ | |
5 | ウィルダネス・ロッジ | ★★★★☆ | |
6 | アニマル・キングダム・ジャンボ | ★★★★ | |
7 | ポート・オレリアン | ★★★★ | |
8 | コロナド・スプリングス | ★★★★ | |
9 | ドルフィン | ★★★★ | |
10 | スワン | ★★★★ |
ウォータースライダーが付いている屋外のプールも多くあります。
ホテルのプールのメリット
「えっ?でも、パークに行かないでホテルのプールで過ごすの?」と思うかもしれません。夏のフロリダは湿度も高く暑いんです。午後からは雷雨のためにアトラクションが運行中止になることもしばしば。ウォーター・パークや他のパークで雷雨に会うと、どこかで時間を潰さなければなりません。激混みのレストランで雷雨をやり過ごしたり、目の前に水があるのに雷鳴のためにプールに入れずに、日中の暑いウォーターパークでぶらぶら歩いて過ごしたこともあります。(それはそれで楽しさもあるのですが。)雷が鳴ればホテルのプールも出なければいけませんが、自分の部屋はすぐそばなので帰ればいいんです。自分の部屋は快適です。雷雨が収まれば、またすぐにプールに入れる気軽さがホテルのプールにはあります。
パークでガンガン遊ぶのもいいのですが、ホテルのプールでまったりと過ごすのもリゾートの過ごし方ですよね。
東京ディズニーリゾートとの違い
東京ディズニーリゾートにもプールはあります、もちろん。アンバサダー、ミラコスタ、ディズニーランドホテルのプールを利用しましたが、国民性なのか静かな雰囲気ですよね。(自分も含めてですが。)特に室内プールは騒ぐと迷惑をかけそうな感じです。
WDWでは、常に音楽がかかっていて賑やかでキャストもダンスを踊ったりします。スライダーで悲鳴を上げながら滑り降りてくる子どもも多く、雰囲気につられて楽しくなっちゃいます。では、ランキング2位のグランド・フロリディアンのプールを紹介しましょう。
グランド・フロリディアンのプール
グランド・フロリディアンには2つのプールと1つのスプラッシュエリアがあります。スプラッシュエリアは子供向けの水遊び場です。
コートヤード・プール
コートヤード・プールはメインビルディングやほかのリゾート棟にかこまれた場所にあります。周りの建物の美しい眺めがとてもステキです。ひんやりとした水で涼みながら、気品のある白い建物とえんじ色の屋根を目にしていると、古き良き時代のアメリカ南部のリゾート地で過ごしている気分になります。イギリスのビクトリア朝に憧れを持った時代にタイムスリップしたかのように。
コートヤード・プールのそばには温水のジャグジーがあります。
プールサイドには、コートヤード・プール・バーがあって、アルコール類を含むドリンクやスナック、キッズメニューがあります。
(この写真はオフィシャルサイトからお借りしました。)
夜8時30分からは、プールサイドで映画の上映があります。上映曜日や映画タイトルは「プールサイド・アクティビティ」に書かれていますので、コンシェルジェでもらっておきます。「ズートピア」も上映してました。日中には「アイスクリームを作ろう」といったアクティビティも行われます。
(リゾート・アクティビティのガイド)
スプラッシュエリア
スプラッシュエリアは、ふしぎの国のアリスのマッドハッターをモチーフにした、チビッコ向けの水遊び場です。小さなスライダーが2つありますが、なんといっても帽子からあふれる水が子どもたちの興味を惹きつけています。
カンカンカンカン…という音が鳴りながら帽子がだんだん傾いてくると、一気に水が屋根に流れてあたり一面に散らばっていきます。子どもたちも大喜びですね。

ビーチ・プール
ビーチ・プールは、本格的なスライダーを備えたプールで、セブン・シーズ・ラグーンと呼ばれる湖のそばにあります。湖のほとりには白い砂浜があって、これを海に見立ててビーチと称しています。この砂浜は真っ白な砂で敷き詰められていて、「本物よりも本物らしく」のディズニーの精神をここにも見ることができます。
このプールでは、ダンスや子供向けのゲームのアクティビティが開催されます。予定は「プールサイド・アクティビティ」でわかります。
長さ55メートルの本格的なスライダーもあります。陸橋の下にスライダーのゴールがあります。
岩の間から水が流れ落ちて滝のようになっているのもディズニーらしいですね。
プールには監視員がいるので安心です。
プールでノンビリしていた時です。監視員が急に「ピーッ」と笛を吹きながら、プールの中に飛び込んできました。「何か事故か?」と思っていると、お客さんのゴーグル(?)を水中から拾い上げてあげていただけでした。ホッとしたのと同時に、「そんなに大げさに飛び込まなくてもいいのに(苦笑)」と思いました。茶目っ気がありますね。
ビーチ・プール・バーでは、コートヤード・プール・バーと同様に、アルコール類を含むドリンクやスナック、キッズメニューがあります。早速、ビールを注文します。
ビーチ・プール・バーからの眺めです。セブン・シーズ・ラグーンの向こうにポリネシアン・リゾートが見えます。
これは別の日ですが、パイナップルのフローズン・カクテルを頼んでみました。(10$)お世辞抜きで美味しい!
ベンチでのんびりできます。
タオルの貸出はもちろん無料です。
返却はこちら。
ディズニー・チャンネルで放映されているドラマのテーマソングをはじめ、アメリカン・ポップスが流れ、ひんやりとした水の中で涼を取るのもいいですし、スライダーで遊ぶのもいいですね。ビールやカクテルも楽しめます。プールのバーのメニューはサイトで見ることができます。*2
グランド・フロリディアンのプールも夜が更けていきます。
(季節にもよりますが)朝8時から夜中までプールの賑わいが続きます。
こちらもどうぞ
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)への必須の準備をまとめました。*1:マジックバンドはこれひとつで部屋の鍵から支払手段、パークやファストパスプラスの入場までいろんなことができるICタグの腕輪です。
*2:プール・バーに限らず、ほとんどのレストランのメニューをサイトで見ることができます。
たぱぞうさん、ブックマークをありがとうございます。
おっしゃる通り、まさにこれぞアメリカですね。こうして写真で振り返ってみると、ひとつぶんのリゾートの規模のプールということが改めて感じられます。
ホテル名にリゾート&スパを付けているのも大げさではなく、ホテルでゆっくり楽しむのであれば、オススメの場所です。(高いのが玉にキズですが。)