現地ツアーで行く九份(きゅうふん)

現地ツアーのメリット

現地ツアーに参加するのも楽しいですよね。
メリットとしては、

  • 公共交通機関ではアクセスしにくい場所に行ける
  • 自分でアクセスを調べなくて済む
  • 乗り換えが少ない
  • 比較的安全である
  • 複数の場所を効率的に回れる
  • ガイドの説明がある
  • 一人で参加しても友達ができるかも

デメリット

  • 割高である
  • 行きたいところにいけないかも
  • 時間制限がある
  • 興味が無いところ(買い物とか)に行くかも
  • 参加者との間で気を使うかも
  • わくわく感に乏しい

いつかは「はとバス」に乗ってみたいと思ってる私です。

JTB現地ツアー

台北タッチで、JTBの「ノスタルジック九ふん・イブニングライナー」に参加しました。およそ6,000円のツアーです。個人で行くには電車とバスを乗り継がなければならないので、現地ツアーを選びました。
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このツアーは、バスでの移動が主で、現地では自由時間となります。
16時半集合→バスで移動1時間半→九份散策2時間→バスで移動1時間→台北着21時
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(JTBのサイトからお借りしました。)

ガイドさんの車中案内

独りでツアーに参加しているのは私とHさんだけだったのでしょう。台湾人ガイドさんがふたりでバスにのるように指示します。往復のバスの中でいろいろお話ができました。バスはほぼ満席です。

車中ではガイドさんの案内が続きます。日本と台湾の歴史から九份の歴史まで。九份は日本の統治時代に建てられた家が今も残る街で、1893年に金鉱が発見されてゴールドラッシュの時代を迎えたが、人口が減っていく中で映画「悲情城市」の舞台となったために多くの観光客が訪れるようになったそうです。

映画「悲情城市」はベネチア映画祭で金獅子賞を受賞した、台湾の人にとってはとても誇りある映画とのこと。


映画「悲情城市」予告編

ノスタルジック九份

基隆湾の眺め
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九份の地図を渡されて、自由に散策します。
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台湾人ガイドさんが「千と千尋の神隠し」のモデルだと言っていた「阿妹茶酒館」。でも、違うらしい(笑)。
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ガイドさんが「千と千尋の神隠し」で「お父さんが食べて豚になった透明の食べ物」と言い張っていた「金枝紅糟肉圓」の「金枝紅糟肉」。
写真の下の真ん中のように、半透明の米粉のだんごの中にさっぱりとした梅の味の肉が入っています。私は意外とおいしく思いました。
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お父さんが食べている画像はこちらで。
ciatr.jp

お店も賑やかです。
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人も賑やかです
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賑やかな中をゴミ収集車!が警報音を鳴らしながら通ります。
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連なって走るゴミ収集車をよけます。
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レトロな雰囲気を満喫しながら集合場所へと向かいます。
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Hさんのはなし

Hさんは茨城空港からのVエアのフライトで台北桃園空港まで来たそうです。片道の航空運賃がなんと5,000円!なんでも、茨城空港発着路線の存続のために補助金が出ているとか。でも、桃園空港からシェラトン・グランデ台北(このツアーの集合場所)までのタクシー代が5,000円(笑)。集合時間に遅れてはいけないと、タクシーを使ったんだそうです。九份ツアーが終了後に桃園空港で夜明かしして翌朝茨城に帰る。修行者でもないのに弾丸ツアーです。マイラーになることを勧めておきました(笑)。そんな話を聞きながら楽しい時間を過ごせました。

自由時間も多くかなりおすすめのツアーです。バスが満席なのもわかります。

2 件のコメント

  • sendaimileさん、コメントありがとうございます。
    この話を書きたくて、この記事を書きました(笑)。
    彼はきっと素晴らしい修行者になると思います。

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