目次
- 1 レッツ・ゲット・ウィキッド Let’s Get Wicked
- 1.1 ヴィランズの饗宴
- 1.2 ヒューマン(ラグ・アンド・ボーン・マン)Human by Rag’n’Bone Man
- 1.3 レッツ・ゲット・ウィキッド Let’s Get Wicked
- 1.4 哀れな人々 Poor Unfortunate Souls:リトルマーメイド
- 1.5 ファシリエの企み Friends on the Other Side:プリンセスと魔法のキス
- 1.6 町のクルエラ Cruella De Vil:101匹わんちゃん
- 1.7 お母様はあなたの味方 Mother Knows Best:塔の上のラプンツェル
- 1.8 強いぞガストン Gaston:美女と野獣
- 1.9 リプライズ The Reprise of Let’s Get Wicked
- 1.10 まとめ
レッツ・ゲット・ウィキッド Let’s Get Wicked
ヴィランズの饗宴
2019年の香港ディズニーランドのハロウィーンタイムは9月12日から10月31日まででした。ランイベントのために私が訪れたのは11月1日で、ハロウィーンタイムはすでに終わっていました。入り口の飾り付けだけは残っていて、ハロウィーンの雰囲気は味わえましたけど。


イベントでは、デイパレードやナイトショーはすべて終了しました。ただ「レッツ・ゲット・ウィキッド」(Le’ts Get Wicked)だけが11月10日までの上演となっていました。
レッツ・ゲット・ウィキッドはシアター・イン・ザ・ワイルドで上演されます。普段はフェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングが上演されている360度の劇場です。普段は脇役でしかないヴィランズも、ハロウィーンタイムでは主役です。この劇場でも悪事の饗宴が催されます。訪れた2日間で4回見ました。キャストは2組が交代しているようでしたが、どのステージも素晴らしかったです。
あまりネタバレしないで、でも大まかな内容がわかるようにお伝えしたいと思います。
ショーは広東語と英語で進められます。どちらも理解できなくても十分楽しめます。はじめのマジシャンのプレ・ショーを含めると約40分間のショーです。フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングのようなマジックアクセス(年パス)の優先入場はありません。Villain’s VIP Priority Pass(HK$289)を購入すれば優先入場ができます。
会場は4つのエリアに区切られています。入場口から時計回りにクルエラ、ガストン、アースラ、Drファシリエのエリアに別れています。どのエリアでも楽しめます。違いは、プレショーで席によってマジシャンの観客へのイジりが異なることや、ヴィランズによって立ち位置が異なるので好きなヴィランズがより近くに来るかどうか、その程度です。

ヒューマン(ラグ・アンド・ボーン・マン)Human by Rag’n’Bone Man
最初に登場するのはマジシャンです。ラグ・アンド・ボーン・マンの「ヒューマン」(2017年の曲)をバックに観客とのやり取りをしながら盛り上げていく前説の役割もします。このやり取りの最中にも観客を入れてますので、わりと緩めな雰囲気で楽しめます。そして、始まりを告げます。「さあ、悪さをしようぜ!」

(このマジシャンは若くてかわいい顔をしてて魅力的でした。)
マジックの内容はヴィランズにリンクしています。(これもネタバレしないように項目だけ。)
- カード:Drファシリエ
- 結んだハンカチ:ガストン
- 斑点のハンカチ:クルエラ
レッツ・ゲット・ウィキッド Let’s Get Wicked
進行役の男性キャスト(広東語)と女性キャスト(英語)が登場して、饗宴の始まりです。

このテーマ曲「レッツ・ゲット・ウィキッド」が素晴らしい。ハードロック調の重いリズムに、ダンサーたちが物々しくステージ中央へと向かいます。

そして、ヴィランズも登場して生歌と群舞を繰り広げます。

哀れな人々 Poor Unfortunate Souls:リトルマーメイド
かすかにパート・オブ・ユア・ワールドが流れる中で、アースラが登場し、ウツボの子分フロットサムとジェットサムはマペットです。白いロングドレスやペンダントライトで海の中を演出し、途中にパート・オブ・ユア・ワールドを効果的に挿入してドラマをもりたてます。生歌も最高なんですよね。

ファシリエの企み Friends on the Other Side:プリンセスと魔法のキス
Drファシリエは、「プリンセスと魔法のキス」のナヴィーン王子をカエルに変えちゃった邪悪な魔術師。ヘヴィーメタル調のサウンドがまたかっこいいんです。青年をイスに座らせるのですが(カエルに変えるのではなくて)、青年はアクロバットを演じます。


町のクルエラ Cruella De Vil:101匹わんちゃん
ジャズ風の音楽にのって華麗に登場するのが「101匹ワンちゃん」のクルエラ・デ・ビルです。
101匹わんちゃんの舞台はロンドンですが、ミュートトランペットが奏でる音楽や階段ステージはニューヨークを感じました。

お母様はあなたの味方 Mother Knows Best:塔の上のラプンツェル
ラプンツェルのお母さん、ゴーテルがキャストによって選ばれたゲストをイスに座らせてミュージカル調に歌います。ゴーテルほど邪悪な感じはなくて、なかなかの美人!

強いぞガストン Gaston:美女と野獣
テーブルが運び込まれてガストンとル・フウがダンサーたちと宴会を始めます。
ガストン、筋肉と美声がすごいです。オペラチックな歌いっぷりで力強さたっぷりです。

リプライズ The Reprise of Let’s Get Wicked
最後は、ヴィランズが勢揃いしてテーマ曲「レッツ・ゲット・ウィキッド」のリプライズです。もう、シンガーさんたちの歌がうまくて鳥肌が立ちました。

まとめ
1日4回公演なので、どれかの回を見ることができると思います。
はじめてみたときの感想は(これまで私が見たハロウィーンのショーやパレードが小ぢんまりしていたので)「香港もやればできるじゃん」でした。
来年もぜひ!このレッツ・ゲット・ウィキッドを上演してくださいね。
曲目一覧
- ヒューマン(ラグ・アンド・ボーン・マン)Human by Rag’n’Bone Man
- レッツ・ゲット・ウィキッド Let’s Get Wicked
- 哀れな人々 Poor Unfortunate Souls:リトルマーメイド
- ファシリエの企み Friends on the Other Side:プリンセスと魔法のキス
- 町のクルエラ Cruella De Vil:101匹わんちゃん
- お母様はあなたの味方 Mother Knows Best:塔の上のラプンツェル
- 強いぞガストン Gaston:美女と野獣
- リプライズ The Reprise of Let’s Get Wicked
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