香港ディズニーランドでランイベントが開催されるので、福岡空港から香港エクスプレスに乗って行くことにしました。香港エクスプレスはオンラインチェックインもできるのですが、荷物の大きさが許容サイズギリギリだったので、念のため空港カウンターでチェックインを受けることにしました。
機内持ち込みができる荷物は規定のサイズ(60サイズのキャリーケース)2個までです。重さも測ってもらってシールを貼ってもらいます。「これ以上はかばんの中には物を入れないでくださいね」と念を押されながら。
チェックインカウンターのエリアを出るには不可逆の回転ゲートをでなければなりません。キャリーケースを降りていくには不便なゲートです。ゲートを出たところで気が付きました。
飛行機のチェックインのときに渡した予約の紙を返してもらっていない!
予約の紙は香港エクスプレスだけでなく、ホテルの予約、ランイベントのQRコードも一緒に束にしていました。予約のコードは、スマートホンのスクリーンショットを見せても事足りるのですが、いちいち探すのが面倒なので、紙に印刷しておくのが好きです。渡すときには香港エクスプレスの予約票だけにすべきなんでしょうが、つい、全部まとめて渡してしまいました。
チェックインカウンターのエリアを出てしまったので、また、入口に戻って入り直しです。機内預け荷物の行列を待って、カウンターの列を待って、自分の番になったときに渡してしまった予約票を返してもらっていないというと、
「お客さまにお渡ししました。」との返事。
カウンターの周りを探してもらっても、ゴミ箱の中を見てもらっても、私の紙は出てきません。仕方がないのであきらめて出国審査に向かうことにしました。
登場時刻までは随分と時間があるので、カード会社ラウンジであるタイムラウンジに行きました。スマートホンのバッテリーも残り20%くらいだったので、充電もしたかったのです。
タイムラウンジはソフトドリンクはもちろんのこと、クッキーなども無料で提供されていて、そんなに混雑していないので、おすすめのラウンジです。今日も空いていて、数名の利用客でした。キャリーケースをそばに置いてコーヒーを飲みながらスマートフォンを見ている人がほとんどです。ラウンジで1時間とちょっと過ごした私は、バッテリーもお腹も充電したあとに搭乗ゲート57番へと向かいました。
搭乗までの時間をベンチに座っていると、さっきカウンターで受付をしてくれた女性が近づいてきます。
「お客さま。申し訳ございません。こちらがお客さまの予約票でしょうか。あとのお客さまが間違えて持っていかれてました。」
確かに私の予約票です。わざわざ私の姿を探して見つけてくれたことに、ちょっと感激しました。なせ、あとの客が持っていってしまったのかはともかくとして、あれから1時間以上経ったのに、よく私がいる場所を探して、私の姿を見つけることができたと不思議に思いました。あれから、この女性はずっと私を探していたのでしょうか?
なぜ、受付の女性は私を見つけることができたのでしょうか。


理由は、きっと以下のとおりです。
受付の女性は、搭乗時刻間際に、搭乗ゲートに来たのでしょう。そうすればそのフライトに搭乗する私がやって来て、見つけることができると。考えてみれば当たり前のことですが、思い当たるまでちょっと時間がかかって、(わざわざ私を探し回ってくれたんだと思って)その分、感激もアップしちゃいました。これはこれで嬉しいんですけど。
いずれにしても、わざわざ届けてくださったことに感謝です。香港ディズニーのランイベント、がんばります!

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