LINEソラチカルートが終了
残念ながらここで紹介しているLINEとソラチカカードを利用したANAマイルのため方は、2019年12月27日をもって終了することになりました。
ANAマイルを貯めるには、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を利用するのがよい方法です。
以下は、2019年12月27日までの方法となりました。
ディズニーファン向けのマイルの話
飛行機に乗るとマイルが貯まります。マイルを貯めると特典航空券に換えることができます。特典航空券は、ほとんどタダ(燃油サーチャージや諸税を払うだけ)で飛行機に乗れる魔法のようなチケットです。でも飛行機に乗るだけがマイルを貯める方法ではありません。むしろ飛行機に乗らずに貯める、いわゆる陸マイラーのほうが貯まるんです。
陸マイラーって、ヒコーキにタダで乗れるなんてアヤシイ。そんなことを以前は良く聞きました(私も言われました(苦笑)のですが、ディズニーの大ファンで知られるジャニーズの風間クンもマイラーということもあり、世間での認知は高まってきましたね。
ディズニーファンであれば、海外ディズニーに安く行きたいでしょう。航空チケットを安くしてその分を直営ホテルやキャラクターダイニングに充てたいですよね。でも、マニアックなマイラー的なことや面倒なことはしたくないのもわかります。
ここでは、基本的なことを紹介します。マニアックなマイラーになるには、おすすめのサイトをご覧ください。
おすすめのサイトとして「すけすけのマイル乞食」があります。参考にさせていただきました。
ANAかJALか
ディズニーファンでは、JAL派が多いと思います。なんてったって東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーですから。でも、ここはぐっと我慢してマイルの貯めやすさと使いやすさだけを考えてみましょう。
ANAはマイルを貯めやすい
マイルを貯めるには
①ポイントサイトのポイントをマイルに変える
②クレジットカードのポイントをマイルに変える
③飛行機に乗る
という方法があります。
貯まりやすさの順に書きました。ANAは①の方法も、②の方法も手段が多くて交換率もいいんです。JALは限られています。JALで①の方法でマイルを貯めるなら、ポイントサイトはモッピーです。②方法でマイルを貯めるならのカードはJALカードです。方法については改めて書きます。ここでは、「ANAは貯めやすい」ことに留意しておいてください。

特典航空券もANAがお得
2018年末からJALは「特典航空券PLUS」制度を導入しました。需要に応じて必要マイル数がアップします。繁忙期にホテルの宿泊料が高騰しますよね。そんなイメージです。
例えば、JALで東京・ロサンゼルスのエコノミーでの往復に必要なマイル数は、5万〜23万4千マイルです。繁閑の差が5倍近くにもなっています。
一方、ANAは従来どおりのシーズン制です。シーズンごとに必要なマイル数は異なるものの、JALほどの差がありません。
ANAで東京・ロサンゼルスのエコノミーでの往復に必要なマイル数は、4万〜5万5千マイルです。差はそれほどでもありません。
一覧で比較してみましょう。
行き先 | JAL(往復) | ANA(往復) | ||
エコノミー | ビジネス | エコノミー | ビジネス | |
カリフォルニア・ディズニーランド | 50,000〜 234,000マイル |
100,000〜 602,000マイル |
40,000〜 55,000マイル |
75,000〜 90,000マイル |
フロリダ・ディズニーワールド | 50,000〜 270,000マイル |
100,000〜 788,000マイル |
40,000〜 55,000マイル |
75,000〜 90,000マイル |
ディズニーランド・パリ | 52,000〜 322,000マイル |
110,000〜 782,000マイル |
45,000〜 60,000マイル |
80,000〜 95,000マイル |
上海ディズニーランド | 20,000〜 140,000マイル |
48,000〜 192,000マイル |
17,000〜 23,000マイル |
35,000〜 43,000マイル |
香港ディズニーランド | 20,000〜134,000マイル | 48,000〜 160,000マイル |
17,000〜 23,000マイル |
35,000〜 43,000マイル |
ハワイ・アウラニ | 40,000〜 214,000マイル |
80,000〜 434,000マイル |
35,000〜 43,000マイル |
60,000〜 68,000マイル |
特典航空券は取りにくい
これを見ると、圧倒的にANAが少ないマイルで行けるように思えます。ただ、特典航空券は予約が難しいんです。およそ1年前(JALは360日前、ANAは355日前)から予約をしないといけない、人気路線では予約開始日でも争奪戦になることが少なくありません。というのも、特典航空券用に割り当てられている座席数が少ないんですね。エコノミーにしてもビジネスクラスにしても1便あたりは数席程度です。
ANAは、特典航空券向けの座席数が予約で埋まれば、空席待ちになります。
JALは、特典航空券向けの座席数が予約で少なくなるにつれて、必要マイル数が増えていきます。埋まれば受付終了です。(需要に応じて高くなっていきます。)
せっかく(手間ひまかけて)貯めたマイルです。JALの場合は必要マイル数が高騰しやすく、お得な旅にはなりにくいのです。
以上の理由から、飛行機に乗らずにマイルを貯めるのは、ANAのほうがお得です。ディズニーファンであっても、ANAのマイルを貯めることをお勧めします。
私はANAもJALも貯めています。その理由に、航空会社によって就航している路線が異なるからです。
私は広島空港が最寄りですが、広島−上海便はJALが提携している中国東方航空しかありません。上海ディズニーランドに行くにはJAL(中国東方航空)の一択なんですね。
なので、余力があればJALのマイルも貯めるといいです。
ポイントサイトって?
ポイントサイトの仕組み
さきほどマイルの貯め方に
①ポイントサイトのポイントをマイルに変える
②クレジットカードのポイントをマイルに変える
③飛行機に乗る
の3種類があると書きました。
この記事では「①ポイントサイトのポイントをマイルに変える」方法について書きます。
ポイントサイトというのは、インターネット上でクレジットカードを作成したり、買い物をすればポイントがもらえるサイトです。
クレジット会社が自社のカードをどんどん作って欲しいとします。クレジット会社はいろんなところに広告を出します。空港に勧誘員を置いてクレジットカードの勧誘をしているのを見かけることもあります。広告にしても勧誘にしても費用がかかります。ポイントサイトも広告の一環です。ポイントサイトに来たユーザーがクレジットカードを作れば、カード会社がポイントサイトに広告料を支払います。その一部をユーザーにポイントとして還元する仕組みです。

ポイントというのは、広告料の代わりにもらえる謝礼なんです。(アヤシクないでしょ?!)
ポイントを貯めるサイト
ポイントサイトには2つの機能があります。①ポイントを貯める機能、②ポイントを交換する機能です。ポイントサイトによっては、ポイントを貯める機能が得意なサイトと交換するのが得意なサイトがあります。(この得意というのは「私たちユーザーから見ての話」ですが。)
貯めるのに役立つポイントサイトにはいろいろありますが、まずはハピタスがお勧めです。
ハピタスは、クレジットカードやFX口座の作成、ショッピングに強く、還元されるポイントも高いです。もちろん入会金や年会費は不要です。
登録はこちらからどうぞ!

ハピタスの「みんなdeポイント」は、ポイントが高い案件が多く紹介されています。まずは、年会費が不要なクレジットカードの作成にチャレンジするといいでしょう。
ポイントをマイルに交換するには
ハピタスやモッピーからANAのマイルに直接交換するのがお得であればいいんですが、キャンペーンでもない限り難しいんですね。お得に交換するために、いくつかのサイトを経由します。そのルートにはソラチカルートがあります。(陸マイラーにとってはとても有名なルートで、いくつかの改変をたどりながら、2019年7月からシンプルになりました。)
- 81%の高い交換率
- ルートは長く交換に時間がかかる
- カードの維持費は工夫すれば810円(税込)
- 交換の上限は2万ポイント/月
ハピタスでポイントがもらえたら、ドットマネー→TOKYUポイント→ANAマイルへと交換します。2万マイルで香港や上海ディズニーへエコノミーで行けますし、9万マイルでカリフォルニアやフロリダのディズニーリゾートへビジネスクラスで行けます。ビジネスクラスだとフルフラットシートでゆっくり眠りながら行けるので、アメリカでもとっても楽に行けるんです。
高い交換率を誇るソラチカルートです。2019年7月からルートが短くなりました。

ソラチカカードの作成
ソラチカカードと呼ばれる「ANA To Me CARD PASMO JCB」カードを作成することがこのルートの要です。
(画像は公式サイトから)
ANAと東京メトロとJCBが提携しているのでソラチカ(空・地下)の愛称があります。メトロポイントからANAマイルへの交換率は90%です。これは驚異的な高さの交換率です。ただし、LINEポイントからメトロポイントに移行するときの交換率も90%です。LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル全体としての交換率は81%になります。
ソラチカカードはJCBブランドなので、「スマリボ」(リボルビング払い)に登録して年に1回利用すれば、810円(税込)の年会費になります。利用額は5千円以下でOKです。
また、カードを維持するだけで1000マイルもらえます。
カードが届いたら「東京メトロ To Me Card」に会員登録をしましょう。ここの会員専用サイトでLINEポイントから交換した東京メトロポイントをANAのマイルへと交換します。
ポイントサイトの登録
ポイントを交換していくためのサイトへの登録が必要です。
Gポイント
GポイントとポイントタウンはどちらかでOKです。
Gポイントは交換手数料として5%が必要なのですが、手数料還元サービスを利用すれば、払った手数料のポイントは戻ってきます。楽天市場でちょっとお買い物するだけで手数料還元サービスを利用したことになるので、ハードルは高くありません。サービスに「手数料還元」の欄がありますので◯がついているかどうか確認してください。
LINEポイント
ポイントの交換でマイルを!
ハピタスでポイントを稼いだら、順番にポイントを交換していきます。
LINEポイントからメトロポイントへの交換は毎月15日締め、翌月11日頃に付与されます。
これまでに、家族4人でフロリダやカリフォルニアのディズニーにビジネスクラスで行ってきました。北米なので9万マイル✕4人で36万マイルですね。他にも香港行きにマイルを利用したこともあります。1年間に20万マイルくらいは貯めることはできます。マイルで行けば費用がほとんどかからないので、航空券代が浮いた分をキャラクターダイニングなどに回すことができるので、マジカルなディズニーリゾートが楽しめます。
ANAのマイルで海外にビジネスクラスに行くのは、まだまだお得です。でも、いつ仕組みが改悪される(お得でなくなる)かわかりません。JALは国際線特典航空券PLUSの導入でお得な部分が激減しました。閑散期ではお得ですが、繁忙期では必要マイル数が高騰するので、取りやすくなったとは言えるもののちっともお得じゃないんですね。
ですので、今のうちにANAマイルを貯めてお得な旅をすることをお勧めします。
特典航空券に換える以外に、マイルを電子マネーに換える方法も(JALにもANAにも)あります。
JALはe JALポイント、ANAはスカイコインと呼んでいて、有償の航空券の購入に使えます。両社とも1マイル=1.5円程度の交換率で交換できます。電子マネーにすれば、(特典航空券でなくても)より簡単に航空券が手に入ります。ただし、これだとあまりお得じゃないんですよね。
おすすめサイト
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