ハリウッドスタジオのソーサラーミッキー
アニマルキングダム・ロッジのジャンボハウスにステイするのは今日で最後です。目覚めに動物たちと会えるのもこれで最後。
部屋の窓からサバンナを見下ろすのもこれで最後です。

9時20分にバスに乗り、9時40分にハリウッドスタジオに到着しました。(訪れたのは2019年の3月ですが、)WDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)のロープウェイであるスカイライナーが工事中でした。スカイライナーができると、エプコットとハリウッドスタジオの行き来が便利になります。

ハリウッドスタジオのゲート前でお出迎えをしてくれるのは、ソーサラー(魔法使い)ミッキーのトピアリーです。
トピアリーは、樹木を刈り込んでつくる緑のオブジェです。イギリス式の庭園にはよくみられる技法で、ディズニーパークでもよく見かけます。
エプコットの「フラワー&ガーデン・フェスティバル」では、パークのあちこちにトピアリーが設置されます。

モチーフはファンタジアです。ファンタジアは1940年の当時としては実験的な長編アニメーションで、クラッシック音楽とアニメーションの融合を目指しました。8曲のクラッシックのうち、「魔法使いとその弟子」にこのミッキーが出てきます。魔法使いのイェン・シッド(Yen Sid)が魔法を試していました。ミッキーはそのそばで修行のための水くみをしなくてはいけません。そのうち魔法使いは眠くなり魔法の帽子を置いて部屋に行きます。内緒で魔法の帽子をかぶったミッキーは、ホウキたちに魔法で水くみを命じます。初めは順調だったのですが、だんだんと抑えが効かなくなって。。。
このモチーフがこのトピアリーになっています。バケツの中に入っているのは水ではなくて植物ですけどね。

ファンタジアのモチーフは「ファンタズミック!」や「ミッキーのフィルハーマジック」にも登場します。ウォルトにとってもファンタジアは大切な作品だったので、いろんなところに派生しているんですね。ちなみに魔法使いのYen SidはDisneyの逆さ読み(リバース・スペリング)です。

ファンタズミック!が大好きで、ソーサラーミッキー(魔法使いの帽子をかぶったミッキー)が大好きな私は、トピアリーを観るだけでもテンションが上ります。以前は、大きなソーサラーハットのオブジェがあったのですが、2015年に撤去されてしまいました。

いかにもハリウッド風のサインです。君こそスターだ!

マーチ・オブ・ザ・ファストオーダー
ゲートを入ってしばらく歩くと目につくのがチャイニーズシアターです。チャイニーズ・シアター前にはステージが設置されています。

そのステージに向けて、パークのエントランスからスター・ウォーズのファースト・オーダーの行進が行われます。ファースト・オーダーは銀河帝国の崩壊から30年後に台頭した帝国軍の残党です。

この行進の先頭に立つのはキャプテン・ファズマ。「フォースの覚醒」に登場しますね。

カメラマンが、このマーチを撮影していて、その様子はチャイニーズ・シアター前のスクリーンで見ることができます。


ステージに立ってブラスターを構えるストームトルーパーたちとキャプテン・ファズマ。

ステージでのデモンストレーションを終えて、帰っていくファースト・オーダー。

ちょっと、銃口を向けると危ないって。

いや、だから。こっちに向けて打たないで!

ブラスターを発射されることもなく、通過していきました。

このショーは10分程度です。1日に6〜7回も行われますので、通りがかりに楽しむ程度で十分です。
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