香港式ミルクティー
香港には独自のミルクティー文化があって、「香港式ミルクティー」とか「港式奶茶(コンセックナイツァー)」とか「大排檔奶茶(タイパイトンナイツァー)」とか「絲襪奶茶(シーマックナイツァー)」とか言うそうです。
Wikipediaによると
香港式ミルクティーは、濃い目に淹れた紅茶にエバミルクを加えて風味をつけた飲み物。
だそうで、紅茶の濃さが渋みになっているんですが、エバミルクの甘さでそれを補っていて、全体として濃厚な紅茶になっています。イギリスの植民地だった香港に紅茶を楽しむ習慣をイギリス人が持ち込んだのですが、香港人はそれにコンデンスミルクやエバミルクを入れたのがはじまりだそうです。
コンデンスミルク(加糖のミルクの缶詰)は、なつかしいですね。昔はイチゴによくかけて食べてました。エバミルクは無加糖の保存用のミルクです。
言い方は悪いのですが、上品なイギリスの紅茶が香港に土着して安価で濃厚なミルクティーになったというものなのでしょう。B級グルメですね。でも、これがハマるんですよね。
リプトンの香港式ミルクティーは、香港のスーパーなどのどこでも買えるという話を聞いて、お土産用に買ってきました。
尖沙咀(チムサーチョイ)のマーケットプレースで購入
この日はたまたま尖沙咀のドミトリーに宿泊していたので、近くのスーパーに行きました。MTR尖沙咀駅から接続しているショッピングモールの中にマーケットプレース・バイ・ジェイソンズ(Market Place by Janson’s)があります。

とても清潔感があるきれいなスーパーです。

ありました。大量に売っています。


6種類のリプトン香港式ミルクティーを買いました
このリプトン(立顿)のミルクティーは粉末です。150ccのお湯に溶かすだけで香港式ミルクティーが楽しめます。
金装倍醇奶茶(Gold Milk Tea)
スタンダードな香港式ミルクティーです。通常よりも4包多い24包のお得版です。HK$33.90(475円)。
濃厚な茶葉の味に濃いミルクと砂糖が入って、濃厚で甘いお茶が楽しめます。


低糖清怡奶茶(Lite)
低糖の香港式ミルクティーです。これでも、結構甘くて濃厚なので香港式が充分楽しめます。10包入、HK$25.30(354円)。


港式鴛鴦奶茶(Hong Kong Style Yuanyang Milk Tea)
これは香港式ミルクティーにコーヒーを加えたものです。えっ?と思いますが、これがけっこう美味しいんです。家庭でも試してみることができます。渋めの紅茶にコーヒーを混ぜて濃いめのミルクと砂糖で出来上がりです。この意外な美味しさが、このパッケージでは簡単に楽しめます。10包入、HK$35.00(490円)。


港式茶餐廳奶茶(Hong Kong Style Cafe Milk Tea)
茶餐廳は大衆的な喫茶レストランのことです。このミルクティーは、いっそうコーヒーの味がします。これぞ香港の大衆文化という味が。ちょっと大人の味かも。10包入、HK$33.90(475円)


台式凍頂烏龍奶茶(Taiwan Style Oolong Milk Tea)
打って変わって台湾式も売ってます。烏龍茶のミルクティーです。これも濃厚なミルクと砂糖が入っています。10包入、HK$30.50(427円)。


台式茉香奶茶(Taiwan Style Jasmine Flavour Milk Tea)
こちらは台湾式のジャスミンのミルクティーです。舌に残るジャスミンのフレーバーが心地よいです。10包入、HK$38.90(545円)。


まとめ
とても美味しい香港式ミルクティーが、手軽に溶かすだけで作れます。個包装になっているので、お土産としても便利で喜ばれます。
まずは、スタンダードなミルクティーからはじめて、コーヒー入りの鴛鴦茶も試してみるといいと思います。きっと病み付きになると思いますよ。

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