アバター・フライト・オブ・パッセージ
その不幸はシステム調整から始まった
午後3時15分からファストパス+でアバター・フライト・オブ・パッセージ(Avatar Flight of Passage)に乗ろうと、パンドラエリアに行くとエントランスではシステム調整(Technical Difficulties)の案内が。
え゛〜!!!せっかく楽しみにしてきたのに!!!
WDWのアプリを見るとファストパスが「マルチプル・エクスペリエンス(Multiple Experiences)」に変わっています。これはシステム調整なんかがあったときに、翌日までのどのアトラクションでも乗れるファストパスです。どのパークでも構いません。

でも、アバターがシステム調整のままではどうしようもありません。他のアトラクションにファストパスを使う気にもなりませんしね。しかたなしに、パンドラ・ドラマーズの演奏を見ていました。これはこれで楽しかったのですが。

さて、またエントランスに行ってみると、ゲストが中に入っていっているようです。これはシステム調整が終わってアトラクションが再開したみたいです。
ファストパス・エントランスから入ってキューラインを進んでいきます。

ファストパスのキューラインは空いています。ただ、この風景、どこかで見たような。。。私にとってははじめてのアバターのはずなのに。。。

到着したのはナヴィ・リバー・ジャーニーのゲートでした。。。ナヴィ・リバー・ジャーニーは、朝一番でエキストラマジックアワーを使って乗ったばかり。

既にマジックバンドをファストパスのセンサーにタッチしてしまっているので、どうしようもありません。もう、引き返せません。
仕方なくまた、5分間のナヴィ・リバーへの旅です。朝に見たばかりなのであっという間に終わります。朝もお会いしたナヴィ族のシャーマンが朗々と歌い上げていました。

アバター・フライト・オブ・パッセージへ
アバターのエントランスとナヴィ・リバーのエントランスを間違えるなんて!!!
どおりで、どこかで見たような経路だと思ったんですよね〜。
アバターのエントランスに行ってみるとスタンバイは60分でした。アバターとしてはそんなに長い待ち時間ではありません。

4日後にアニマルキングダムのアフターアワーズ(有料の3時間乗り放題のプログラム)を予約しているので、アバターに乗るのはその時でもかまいません。しかし、「マイルは使えるときに使っておけ」「予約は取れるときに取っておけ」「アトラクションは乗れるときに乗っておけ」です。チャンスの女神に後ろ髪はありません。スタンバイに並ぶことにしました。
今度は経路の景色が違います。

システム調整から運営再開のためか、ある程度まではスイスイ行けたのですが途中からストップ。なかなか進みません。
洞窟の入口に入っていきます。この洞窟はかつてはRDA社(資源開発公社)の施設でしたが、現在はパンドラ・コンサベーション・イニシアティブ(Pandora Conservation Initiative、PCI)のマウンテン・バンシー・プロジェクトの研究のために使われています。

アムニオタンクの中に入っているアバター。子宮のようなカプセルの中でアバターへと転換・成長していってます。

洞窟の入口からアムニオタンクがある研究室まで45分かかりました。
研究室のデスクには、招き猫や子どもさんが描いた絵、PCIロゴ入りのマグ、いろんなものがあります。デスクの右にある透明の冷蔵庫は”人間用”の食べ物専用のようです。

もうすぐアトラクションの入り口です。手前に見えるのはファン・リザードの紹介。

アニマルキングダムのパンドラエリアは、映画「アバター」で描かれた人間とナヴィ族との争いから数世代後の時代です。双方の協力によりアルファ・ケンタウリ・エクスペディション社(Alpha Centauri Expeditions、略してACE)が設立され、人間をパンドラへと招いています。アバター・フライト・オブ・パッセージは、「ナヴィ・リバー・ジャーニー」や「バレー・オブ・モアラ」と並ぶその招聘プログラムの一つ。バンシーの背中に乗って飛ぶことは、ナヴィ族の重要な通過儀礼です。古代の石造アーチや浮遊する山々、壮大な景色のなかを飛び回る体験ができます。
バンシーの背中にのってパンドラの世界へ
4つのレーンに分かれてそれぞれの部屋に入ります。システム調整のあとのためか、2列だけが運営されていました。部屋に入るとスクリーンの向こうにいるスティーブンス博士が説明を始めます。除染と遺伝子のマッチングのプロセスについてです。バンシーはパンドラの生態系の中で重要な役割を担っているんです。また、オグデン博士がアバターとリンクチェアシステムについて説明します。リンクチェアシステムはこれから乗るアトラクションで、ゲストとアバターをリンクします。

バンシーには2種類あって、「マウンテン・バンシー」と「フォレスト・バンシー」です。
マウンテン・バンシーは人間の言葉ですが、ナヴィ語ではイクランです。ナヴィ族はマウンテン・バンシーを狩りや移動に使います。
フォレスト・バンシーは、ナヴィ語ではイクラナイです。マウンテン・バンシーよりも小さいために、ナヴィ族は乗用には使いません。
荷物を置くロッカーがありますので、手荷物を預けます。エアロバイクのような乗り物にまたがって3Dグラスをかけます。
眼の前はパンドラの世界!バンシーの背中に乗ってパンドラを飛び回ります。時々、バンシーの背中がドクッドクッと合図を伝えてきます。
ライドの時間は4分半です。かなり上下に揺れるライドですし3Dなので、酔いに弱い人はご注意を。私は酔いやすいほうなので、ヘロヘロになりました。
乗っているときにちょっと後ろを振り返ってみました。すると、こんな光景が。

画像はイメージです(笑)。何列なのか何人なのかわかりませんが、大勢の人が一つのスクリーンを見ているんだなぁということは思いました。
(つや消しの話はともかくとして、)映像はとても美しく臨場感は満点のスリルライドです。なぜバイク型のライドにしたのかが乗ると実感できました。酔わなければリピートするんですが。
ウィンドトレーラーズ(Windtraders)
アバター・フライト・オブ・パッセージを出口に直結したショップがあります。

ネイティリの像も展示されています。

ACEアバターメーカーで、自分のオリジナルのアバターを作ることもできます。顔などを撮影して30分後にアムニオタンクに入った自分のアバターが出来上がります。

とても人気があったのは肩乗りバンシー。リモコンで羽根や首を動かせます。

まとめ
システム調整のためにファストパスがマルチプル・エクスペリエンスになって、間違えてこの日2度めのナヴィ・リバー・ジャーニーに乗ってしまって、スタンバイに並んでなんとかアバターを体験することができました。
アバターは人気が高くて2時間以上のスタンバイはザラですが、それもわかる気がします。映画を見ていなくても充分その世界を楽しめる4分半です。
コメントを残す