羽田空港国際線ターミナルの吉野家では、「一般人がここでしか食べられないもの」があります。
それは、「和牛牛重」!
吉野家の国会議事堂の中にある店舗でも、提供されているこのメニュー。でも国会議事堂の中に入るには一般人には、ハードルが高すぎます。
その「和牛牛重」が私のような庶民でも食べられるというので、行ってきました。
羽田空港国際線ターミナルの3階に吉野家はあります。制限区域外なので、国際線に乗らなくても大丈夫。誰でも入れます。

店舗前にあるメニューの看板です。右上のいいポジションに「和牛牛重」が載っています。さすがフラッグシップ・メニューです。

店舗前のディスプレイです。中央の一番いいポジションに「和牛牛重」が展示されています。PR度は満点ですね!
ただ、価格もフラッグシップ価格です。1人前で1500円!

店内に入ると、いきなり目につく「和牛牛重」のポスター。ここまで来ると、値段にひるむわけにはいきません。

テーブルについてメニューを広げると、やはり目につく右下に「和牛牛重」。最後のダメ押し。定番の牛丼が左上にあって、対をなしてます。

おそるおそる注文してみました。「和牛牛重をひとつ」。

もちろんですとも。ここまで来たら、もう、後には戻れません。
10分も待つことはなく、その和牛牛重はやってきました。1500円という高価格の割には、さりげなく、まるで定番の「牛丼並」のように。

味噌汁と漬物も付いてます。さすが、牛重なので、ちゃんとふたが付いてます。
吉野家でふたを開けるのは初めて。

いつもとは違ったおもむきの牛肉が、ご飯の上に敷き詰められてます。
柔らかい肉がすき焼き風の甘辛いタレによく馴染んでいてとろっとした食感が口に残ります。
う〜ん、シアワセ。
そーかぁ。これが、代議士の先生がたの味なんだな。柔らかい肉ってのがポイントかもしれない。
生卵も注文しました。60円。
甘辛いタレと卵の黄身のコクが合わさって、より濃厚な味になります。

和牛肉の量はそんなに多くはないけれど、これから外国に行く人は当分の間、この味を楽しめないと思うと、1500円で日本(の味)を心に刻むことができて、和食が寂しくならない効果がありそう。高価ですが。
国会議事堂内の吉野家は、国会議員の「口添え」があると入れるとか。知り合いがいる人はそちらもどーぞ!