土地や物価の高い香港では、ホテルの宿泊料金も高くて滞在時の悩みの種です。香港ディズニーランドに行くのにディズニー直営ホテルに泊まれればいいのですが、金・土曜日は結構高いので、今回は市内のホテルに泊まってみました。
ロケーション
agodaで検索するとモダンホテルの評価が8.4「非常に満足」でした。シングルルーム1泊が11,544円です。しかも香港MTRの尖沙咀(チムサーチョイ)駅からすぐです。
どのくらいすぐかというと、隣接です。

MTRの尖沙咀駅のD1出口からが一番近いです。

てっきり独立したホテルの建物があると思って、Googleマップを頼りにぐるぐるあたりを回ってみましたが、それらしい建物はありません。

予約確認書を見るとやっぱりこのあたりのようです。

美麗都大厦(Mirador Mansion)と書いてあります。ぐるぐるとこのビルの周りを回っただけでした。

どうやらホテルは複合ビルの一部のようです。なにやら旅行客の行列ができていますが、おそらくこのビルの中に「ホテル」がいくつもあるようです。

このエレベーターは行き先の階によって別れています。偶数階が手前、奇数階が奥です。
ちなみにこのエレベーター、朝6時から24時までの運行なので、帰りが遅くなるときは気をつけなければいけません。

さて、困りました。てっきり「モダンホテル」と書かれた看板があって、行けばすぐにフロントがわかるとばかり思っていた私、香港のホテルの実態を知らなさすぎました。
予約確認書にはフラットD1の14階と書かれています。とりあえず、14階に行ってみます。フロントらしき部屋はありません。なにやら親切そうなおじさんがいて、困っている私に日本語で話しかけてくれました。予約確認書を見せると、その部屋まで連れて行ってくれました。
ここです。これ、わかんないでしょ、絶対!ここがフロントだなんて1mmも思わなかった。でも、みんなわかるんでしょうね。ここに泊まれるんだから。

香港のホテルってこういうのもあるって思ってないと、ダメですね。思い込みはいけないと反省しました。
モダンホテルのフロントデスクです。インド人の兄弟のような人が受付をしてくれました。まあ、とてもにこやかでフレンドリーで、それはそれで良かったのですが。

共用スペース
そのインド人のような人が部屋まで案内してくれます。エレベーターは使わずに私のキャリーケースを持って階段を降りていきます。私も続きます。
部屋は12階でした。扉の中に通路と共用スペースがあって、その中に部屋があります。

扉を開けると部屋への通路があります。

共用スペースには、電子レンジやお湯が置いてあります。

部屋
一応、ツインベッドルームです。メチャメチャ狭いですが。

歯ブラシとトイレットペーパー、ミネラルウォーターは置いてあります。

不織布のスリッパもありました。

コンセントには変換プラグが一つ付いていました。変圧器かどうかはわかりません。

トイレとシャワーです。シャワーのお湯の熱さは十分でした。でも、トイレと一緒なのでどうしてもあたりに水が飛び散ります。トイレットペーパーがふにゃふにゃになって、バームクーヘンのようでした。ちっとも美味しそうには見えないけど。

セーフティボックスはありました。Wifiも無料で接続できます。
ホテルの雰囲気
このビルのすぐ近くにセブンイレブンがあります。困ったときのセブン頼み!

室外機がむき出しなのが香港らしいですね。


普通の住居も混在しているのでしょうか。洗濯物がおおっぴらに干されています。

まとめ
4月の金曜日ということもあって、1泊11,544円でした。高いですね。この値段だったのでもっとフツーのホテルを予想(期待?)してました。時期を選べば4千円程度で泊まれることもあるようです。

香港MTRの尖沙咀(チムサーチョイ)駅からすぐです。
ドミトリーと違って、「他人に気を使わなくていい」「荷物の管理が安心」という利点もあります。でもやっぱり4〜5千円じゃないと泊まらないかな。
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