亜絲花(アシハナ)
甲斐小泉駅は、八ヶ岳高原のJR小海線のひとつ目の無人駅です。小海線は単線で、別名八ヶ岳高原線。1日に10往復ののどかな駅です。

この駅のすぐ近くに、亜絲花(アシハナ)というレストランがあります。


もともとは別荘だった建物を改装してレストランになっています。
ランチメニュー
ここのシェフはフレンチなのですが、昼はトルコ料理のランチを出しています。
メニューの写真だけで申し訳ないんですが、1000円のワンプレートランチが人気だそうです。

コース・イスタンブールは2500円、コース・シルクロードは5000円、お子様ランチは1000円です。

なぜ、トルコ料理なのかというと、ここ亜絲花は平山郁夫シルクロード美術館の隣りにあって、平山郁夫画伯のゆかりの建物だからです。トルコは平山画伯の初めてのシルクロードの地です。シルクロード美術館の芸術を堪能した後に、トルコ料理を味わうという贅沢な過ごし方ができますね。
店内の様子
私が訪れたのは夜でした。夜は単品料理の他にコースもお願いできます。コースは3000円からということでしたので、(「とりあえず」の私は)3000円の料理をお願いしました。
店内は20人くらいのテーブル席と4人の個室があります。


ディナー・コース
魚のマスのアミューズメントです。キュウリ、リンゴなどが綺麗に切りそろえられた盛り付けが、美しい。シェフの繊細さが伝わってきます。

無農薬、有機野菜のサラダです。葉野菜の歯ごたえに、自然の力がみなぎっている感覚を受けます。ほのかな甘みも感じますが、苦味もしっかり後から来ます。
右の皿はピクルスですが、わらびのピクルスが新鮮な味の体験で、軽いショックを受けました。わらびって煮たり、卵とじにしたりしますよね。それがピクルスになってるなんて、意外でした。

焼き立てパンは、ほんのり甘みがあります。

これ、メチャクチャ美味しかったです。オニオングラタンスープです。
サッパリしたオニオンスープ、そのスープの中でとろけているパン、濃厚なチーズが合わさって絶妙です。

基本的に夫婦で運営しているレストランです。この日はサーブにもうひとりいました。奥さまのアットホームな声がけが心地よいです。料理の説明も丁寧。
ブタの血のソーセージです。臭みはありません。そのままでも美味しいけれど、リンゴ、マッシュポテト、マスタードと併せて食べるとバリエーション豊かな美味しさが楽しめます。本当に生臭さは全然なくて、昔美味しいものを食べたよねってノスタルジーを感じるソーセージです。

メインディッシュです。山梨県産ブタロース(ソースの味を書いておくのを忘れちゃいました!)。付け合せのポテトは厚みがあって美味しいです。トマトのチリソースも程よく辛くて!

デザートと一緒にコーヒーをいただきました。

これで3000円!信じられない美味しさと価格です。
いま、このブログを書いていて、また食べに行きたくなりました。八ヶ岳は私にとっては遠いのでそんなに行けないけど。
次回はランチのトルコ料理も食べてみたいです。でも昼だけじゃなくてディナーも食べちゃうんだろうなぁ、たぶん。
お店の情報
最寄り駅:JR小海線甲斐小泉駅
定休日 :木曜日
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00
住所 :山梨県北杜市長坂町小荒間2004-5
電話番号:0551-32-6835
現在のシェフは、2018年4月からです。
平山郁夫シルクロード美術館の鑑賞も併せてどうぞ!
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