素晴らしい香港ディズニーランドのショー
香港ディズニーランドには2つの素敵なショーがあります。どちらも英語と広東語で上演されるので、言葉がわからないとちょっと混乱してしまいます。
ミッキー・アンド・ザ・ワンダラスブックはこちらをご覧ください。日本語字幕を作りました。
ライオンキングは劇中劇の要素があって混乱しやすいので、英語や広東語がわからなくてもわかるように、日本語で概要をまとめました。
フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングを10秒で言うと?
プライドランドという動物たちの王国に君臨するシンバがやって来たことを祝って、人間たちがその伝説を上演します。それは、勇気と友情の物語です。
もっと詳しく
ライオンのシンバに人間たちが演劇を見せるので、シンバ役の人間もいます。ややこしくなるので「ライオンのシンバ」と「人間のシンバ」に区別して書きます。また、内容が分かる程度にセリフを抜粋しています。
サークル・オブ・ライフ(Circle of Life)
ラフィキに扮する女性シンガーによって、ショーの始まりが告げられます。サークル・オブ・ライフ(Circle of Life)が歌われ、「フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングにようこそ!」

ゾウ、キリンのフロートの後に、ティモンとプンバァのフロートが到着します。


そして、ライオンのシンバの登場です。




ここで猿に扮したキャストが広東語でこれまでの状況を簡単に解説します。今後は、たびたび広東語の解説が入りますが、今後は割愛します。


ティモンとプンバァはそれぞれが自分の役を演じるのですが、他の役をラフィキが指名していきます。
最初はスカーです。スカーはシンバのおじでプライドランドを乗っ取ろうとしています。
ナラは、子供の頃からシンバの大切な存在で、シンバに強さと愛を与えます。
シンバを誰が演じるのか心配する中で、ラフィキはカゴの中を指差します。登場したのは(人間の)シンバでした。
王様になるのが待ちきれない(I Just Can’t Wait to Be King)


このように、「王様になるのが待ちきれない(I Just Can’t Wait to Be King)」が歌われます。


準備をしておけ(Be Prepared)

「準備をしておけ(Be Prepared)」をスカーが歌います。一生に一度のチャンスに準備をしておけと。

素敵な場所を見せてあげるとナラを誘ったシンバがやってきます。





シンバは逃げ出します。自分のせいで父親が死んだというウソを信じ込まされて。
シンバを助けたのは、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァでした。
ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)



ハクナ・マタタだぜ。なんていい言葉なんだ。
ハクナ・マタタ。よく覚えておくんだ。
悩まずに生きることさ。
厄介ごとがない生き方。ハクナ・マタタ。







愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)

伝えなければいけないことがたくさんある。でも、どうすればわかってもらえる?
本当のこと?まさか。彼女は背を向けるだろう。
彼は秘密を抱えている。私にはわかる。彼が王様なのよ。
今夜は愛を感じて。夜の静けさ、生きとし生けるものと今だけひとつに。
今夜は愛を感じて。遠くには目を向けずに。夜の不安を除いて。









準備をしておけ(Be Prepared)
スカーが「準備をしておけ」を歌います。
オレはもはや疑いなく立派で敬われた王様なのだ。
なぜオレなのかって、
キバも野心もむき出しだ。
準備をしておけ!

ブサ(Busa)






この地の統治を
愛をもって
平和に治めなければならない
統治を、シンバ


サークル・オブ・ライフ(Circle of Life)
この星に生まれたときから、目に見える以上のものがある。
太陽はサファイアの空を果てしなく回る。
生命の循環。絶望と希望、信仰と愛を通して私たちを駆り立てる。
まっすぐな道の自分自身の場所を見つけるまで。
(大意です。)

メドレー






まとめ
ライオンのシンバに、ライオンキングを上演するという「劇中劇」の構成のために、ライオンと人間の2人のシンバが登場します。
ティモンとプンバァはそれぞれが一人二役をします。
時間は30分程度で、ミュージカルのライオンキングを凝縮した構成ですが、素晴らしいショーですので、香港に来られたときはぜひご鑑賞ください。この日本語での解説が理解の助けになると幸いです。