日本のたたずまいへの進化
JALは、ラウンジを順次改装しています。コンセプトは「日本のたたずまい」。とても落ち着きがあって、和を感じるラウンジになっています。
年月 | ラウンジ |
2016年6月 | 新千歳空港ダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジ |
2017年2月 | 那覇空港サクララウンジ |
2017年3月 | 福岡空港ダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジ |
2017年3月 | 広島空港サクララウンジ |
2018年3月 | 鹿児島空港サクララウンジ |
2018年3月 | 小松空港サクララウンジ |
2018年7月 | 松山空港サクララウンジ |
2019年春 | 伊丹空港ダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジ |
これまで6つの空港で改修が行われました。
日本のたたずまいとなったJALラウンジはとても居心地がよく、外国から訪れる人へのおもてなしとしても、どんどん広げていってほしいと思います。
新千歳空港ダイヤモンド・プレミアラウンジ
今回は、最初に「日本のたたずまい」となった新千歳空港に行ってきました。
レセプション
JGCカウンターのすぐ横に専用の保安検査場*1があり、エスカレーターを登るとレセプションがあります。

途中で迎えるのは、銀と赤の色が美しいプラスチックのオブジェが螺旋状に連なった作品です。

紫舟さんの書。JALのサイトに載っているのはとても長いタイトル。
作品名:
∞を超えて私たちのもつ無限の可能性を、信じてみる。
だれかがつくった常識や制約は、きっと越えられる。
もっと先の自分へ、無限大を超えて。

たしかに、無限大(さらにそれを超えること)を描いているように見えます。
レセプションです。ダイヤモンド・プレミアラウンジとサクララウンジの共用です。ANAだと別々のレセプションが多いですが、JALだと共用が多いですね。

受付を済ませて右側のダイヤモンド・プレミアラウンジに進みます。新千歳から羽田までのファーストクラス利用で、ラウンジに入りました。
ラウンジにカンタンに入ることについて、こちらにまとめました。

ダイニングエリア
ダイニングエリアです。

ビールは4種類。さすが、高いビールが並んでいます。
・アサヒ ドライプレミアム 豊穣
・サッポロ クラッシック
・キリン 一番搾りプレミアム
・サントリー ザ・プレミアム・モルツ
こちらのエリアでは、粒入りコーンスープと味噌汁を提供しています。

サクララウンジとの最大の違い!軽食です(笑)。上はJAL特製焼きカレーパン。左下が旨味フォカッチャ〜ベーコン&チーズ〜で、右下が桜もっちです。

ラウンジエリア
ラウンジエリアは、華やかさと落ち着きを併せもった空間になっています。赤で華やかさを、茶で落ち着きを持たせていて、行灯のような和風の灯りが温かみを加えています。





トイレなど
こちらはお手洗いの洗面台です。石造の壁、木目の台と和風の灯りがとてもマッチしています。布目の模様のガラスの仕切りも素敵です。

フォーンブースです。
サクララウンジ

隣接しているサクララウンジにも行きました。入ってすぐに目につくのがこの作品です。

これは、北海道の形なんでしょうね。たぶん。「日本のたたずまい」にリニューアルされたサクララウンジには、このようなシンボルがあります。このシンボルを見比べるのも面白いかもしれません。
ドリンクエリア
こちらもビールが4種類。軽食はなく、柿の種を中心とした「あられミックス」があります。私はあられミックスよりも袋入りのおつまみが好きです。ここにも、袋入りのおつまみを置いてほしいぞ。

ラウンジエリア
こちらも、灯りをうまく使った和の雰囲気で、とても素敵です。


トイレなど
まるで格子戸のように枠が印象的な洗面台です。

この蛇口が面白くて、手をかざすと十字型の左右から水が出てきます。ダイヤモンド・プレミアラウンジとは違った形の蛇口です。

フォーン・ブースは、ダイヤモンド・プレミアラウンジと似てますね。

まとめ
JALの「日本のたたずまい」ラウンジは、世界に誇るべき、和を追求したラウンジと言えます。これからも、どんどん日本のたたずまいを増やしてほしいですね。
*1:専用の保安検査場には、デジタルアート「空書と鶴 – 白銀」があるのですが、JALのWebサイトで御覧ください。
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