ヒルトンのエグゼクティラウンジは、次の条件で入ることができます。
- エグゼクティブルーム、スイートルームに宿泊する
- ダイヤモンド会員として宿泊する
ヒルトンのゴールド会員であれば、エグゼクティブルームへのアップグレードの可能性があります。エグゼクティブルームに宿泊できれば、エグゼクティブラウンジに入ることができます。ゴールド会員になるには、「20回の滞在または40泊、または75,000 Hオナーズ・ベースポイント」か、ヒルトンHオナーズゴールドカードを所有することです。クレジットカードの年会費もマイ・ペイすリボで安く(7,470〜8,550円)抑えられます。
私自身は、ANAのダイヤモンド会員のステータスマッチでヒルトンのダイヤモンド会員になったのですが、ダイヤモンド会員を維持することは到底できそうにありません。来年以降はヒルトンHオナーズゴールドカードを所持しようと思っています。
ヒルトンHオナーズVISAカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
なので、この記事はゴールド会員だったら何が楽しめるかという視点で書きたいと思っています。
ヒルトンお台場のエグゼクティブ・ラウンジは3階にあります。カクテルタイムは17:30~19:30ですので、まずはこの時間に行ってみました。
「あのぉ、初めてなんですが、いいでしょうか。。。」と、おずおずとレセプションで伝えます。ANAダイヤのステータスマッチなので、ヒルトンの宿泊はこれまでにダブルツリーbyヒルトン那覇だけです。なんちゃってダイヤなのでどうしても腰が引けてしまいます。部屋番号と名前を伝えることで入れてもらえます。
透かし彫りの仕切りで軽く区切られた空間にソファーが品よく配置されています。

ダイニングエリアです。
洋酒とワイン。


ポップコーンや柿の種、ナッツ、わさび味のそら豆、プレッツェル。
ハム。
ハムや野菜につけるマヨネーズにはいろんなバリエーションがあって楽しめます。カレーマヨネーズ、ツナマヨ、味噌。トマトサルサも。
日替わりでホテル内のレストランからアピタイザーが運ばれます。本日は中国料理レストラン「唐宮」からです。
青菜の塩炒め。
鶏の甘酒漬焼き
チキンブレストとマッシュルームの粒マスタードクリーム。
これらの料理は作りたて感が溢れていて、とても美味しかったです。
航空会社のラウンジの目的は、航空機への搭乗までの時間の快適さを提供することでしょう。国際線のように搭乗までの時間が比較的長ければ、食事の提供も必要になってきます。*1食事は完結していて、次に繋げるための余韻を感じるわけではありません。
一方、ホテルのラウンジ(夕刻)では、アピタイザーの役割を果たしているのでしょう。ここではメインとなる料理は登場しません。JALのサクララウンジのカレーのように、「僕を食べたら満足だよね」と語りかけはしません。ANAのダイニングhで提供されるステーキはホテルのラウンジでは望むべくもありません。
エグゼクティブラウンジで提供される料理は、レストランへの絶妙な橋渡しになっています。ラウンジでのアピタイザーと談笑が、レストランでの幸せな満足感へといざないます。そして、部屋で過ごす長くゆたかな時間へとつなげます。なんとも上手く設計されていますね。
ただし、子どもを連れた家族には逆に時間を持て余してしまうでしょう。子どもたちは早くご飯を食べたいよね。気を紛らわせるスイーツやキャラクターもいないし。
実際に、子どもを連れた家族は見かけませんでした。
一人でワインを飲んでいるとそんな妄想をしてしまいます。
ヒルトンお台場のエグゼクティブラウンジは、屋外にも席が設けてあります。イルミネーションに照らされるレインボーブリッジを見ながら、夕暮れを楽しむこともできます。


夜が近づくに連れて人が増えてきました。ラウンジの語らいが連綿とホテル中に広がっていきます。私も取り残されないようにしなくちゃ。
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*1:国際線ではチケットが高いという経済的な理由もありますが。
たぱぞうさん、いつもブックマークをありがとうございます!
そうなんです。料理の美味しさに引きづられてついついワインを頂いてしまいます。
ANAマイルのBJさん、いつもブックマークをありがとうございます!