(2019年11月更新)
ロサンゼルスの移動手段はいろいろありますが、ウーバーを使いました。やらかしちゃったり、タイヘンだったことを含めてお伝えします。
ロサンゼルス国際空港からサンタモニカまでの交通機関
ロサンゼルス国際空港からサンタモニカまでの移動はいくつか方法があります。
交通機関 | 所要時間 | 1人あたりの料金 | 4人の料金 |
路線バスやメトロ | 約60分 | 1.25ドル | 5ドル |
スーパーシャトル | 30〜50分 | 15ドル | 60ドル |
ウーバーX | 30〜50分 | 22〜28ドル | 22〜28ドル |
ウーバーXL | 30〜50分 | 35〜46ドル | 35〜46ドル |
調べた時刻は自分が到着する予定の午後6時を想定しました。所要時間にかなり幅がある(30〜50分)のは、ロサンゼルスは交通渋滞で有名だからです。ひどいときは、渋滞のためにちっとも前に進まない。もしも帰りにラッシュアワーにぶつかるようでしたら、時間に余裕を持って出発することがお勧めです。

路線バス
路線バスやメトロは料金が安いのはメリットです。でも、キャリーケースを抱えてバス停まで移動したりバスに乗ったりはたいへんです。バックパックでの一人旅だったら「乗ってみたい」キモチも手伝って選択したでしょう。家族連れだと選択肢から外れてしまいます。
スーパーシャトル
スーパーシャトルは、主だった空港とホテル、観光地を結ぶシャトルバスです。ネットで事前予約できます。料金も安いので1人だと15ドルなのでスーパーシャトルを選択したと思います。4人だと60ドルと割高になってしまいますね。
ブルー・バンというニックネームで親しまれています。
予約はこちらからできます。
ウーバー
ウーバーはスマホアプリで手軽に呼べる配車サービスです。ドライバーは一般の人ですが、安心して使うための仕組みがいろいろあります。
・乗車前に料金がわかるのでいわゆる「ボッタクリ」に会う心配がない。
・料金はクレジットカードで決済できるので現金を用意する必要がない。
・下車時にチップを要求されないので、不安がない。(下車後にチップを払うことはできます。)
・ドライバーの情報がわかるので少し安心感がある。
・(あと何分間で到着するかの)待ち時間やどこまで来ているかの情報がアプリでわかる。
・乗車前にドライバーとアプリで連絡が取れるので、待ち合わせ場所の確認ができる。
・下車後にドライバーと連絡が取れる(記録が残っている)ので、忘れ物などの問い合わせができる。
・評価システム(アマゾンのレビューのようなもの)があるので、ドライバーはフレンドリーである。
・ドライバーがフレンドリーなので、お話するのがとても楽しい。
このようなメリットがあるので、ウーバーでショアホテルまで行くことにしました。
改めて詳細を書きますが、ウーバーXは4名までのセダン、ウーバーXLは6人までのSUVです。キャリーケースを持った4人だとXLがお勧めです。
ディズニーランドまで
ちなみにロサンゼルス国際空港からディズニーランドまでを比較します。
交通機関 | 所要時間 | 1人あたりの料金 | 4人の料金 |
路線バスやメトロ | 75分〜135分 | 20ドル | 80ドル |
ディズニーランドエクスプレス | 約60分 | 30ドル | 120ドル |
スーパーシャトル | 40〜70分 | 17ドル | 68ドル |
ウーバーX | 40〜70分 | 44〜57ドル | 44〜57ドル |
ウーバーXL | 40〜70分 | 73〜96ドル | 73〜96ドル |
こちらも所要時間に幅があるのは、ロサンゼルスの渋滞によるものです。

ディズニーランドエクスプレスは、ロサンゼルス国際空港とディズニーホテルやその他のホテルを結ぶバスです。1時間に1本程度の運航で、特に予約は必要ありません。往復料金があります。
TDRNAVIを参考にしてください。最新情報もありますので信頼できます。
ディズニーランド行きのスーパーシャトルは17ドルと格安料金になっています。
スーパーシャトルの乗り方についてもTDRNAVIでどうぞ!
ロサンゼルス国際空港からディズニーランドに行く場合は、人数が少ない(1人〜2人)だとスーパーシャトルかディズニーランドエクスプレスがいいですね。4人だとやはりウーバーXLがいいと思います。
我が家だとやっぱりウーバーを選んじゃうでしょうね。予約が不要(時間を気にしなくていい)だし、ドライバーさんはフレンドリーだし。
ウーバーの種類
ウーバーに乗ろうとする時、特に人数が多く、大きな荷物を持っている時は、どの種類のウーバーをリクエストするかを予め知っておく必要があります。「荷物が詰めなかった」だと困りますからね。
単純に言えば
車内の空間 X<XL<SUV
料金 X<XL<SUV
です。
ウーバーX(uberX)
・1~4 名向けのプライベートな送迎
・セダン
・料金は安い
ウーバーXL(ラージ)(UberXL)
・6 名までのグループでの利用 (または荷物が多い場合)
・バンかSUV
・料金はウーバーXよりも高い
ウーバーSUV(uberSUV)
・6 名までのグループでの利用 (または荷物が多い場合)
・ラグジュアリー SUV
・料金はXLよりも高い
その他のウーバー
シェアライドや高級車もあります。でも、海外旅行での移動なので、高級車の必要がなさそうです。デートだったら別かもしれませんが。
・ウーバー・プール(uberPOOL)
シェアライド(乗り合い)なので安いです。1 回の迎車につき最大 2 名までです。シェアライドなので、あちこちを回って止まるために時間がかかるかもしれません。
・ウーバー・セレクト(UberSELECT)
1~4 名まで利用できる高級車。
・ウーバー・ブラック(UberBLACK)
プロが運転する黒いセダン
・ウーバーLUX(UberLUX)
プロが運転する最高級の車
そういえば、築地から銀座までウーバーを呼んだ時に来たのはウーバー・ブラックでした。日本では規制があるのでプロが運転するブラックやLUXしかないのかもしれません。その時の車種はクラウンでした。
ウーバーを使ってみました
ウーバーの登録
ウーバーの登録は簡単です。
登録がまだでしたらこちらから登録してください。1500円分のクーポンがもらえます。
https://www.uber.com/invite/uw438s7due
もしも招待コードを訊かれたら
uw438s7due
をコピー&ペーストしてください。
支払情報の登録
事前に支払情報を登録されることをお勧めします。支払情報は「三本線のアイコン」をタップするとメニューが現れます。
「お支払い」をタップします。クレジットカードの登録画面が現れます。
原因が不明なのですが、こんなことがありました。私は支払方法にJCBのカードを登録していました。東京でウーバーを使った時は問題なく支払いができました。しかし、ロサンゼルス国際空港でウーバーを呼ぼうとした時に、JCBで決済ができないという表示が出るのです。慌てて持ってきたクレジットカードを取り出して、VISA(三井住友VISAカード)をアプリに登録して試してみると、これもダメ。
アメリカン・エキスプレスのカードを登録してやっと決済ができる状態になり、ウーバーを呼ぶことができました。
何が原因なのか分かりません。旅先で問題が起きた時は「なぜなのか」よりも「どうすればいいか」の解決方法に気持ちが向くので、アメックスのまま使い続けてしまいました。いまもそのまんまです。
万が一のときのために、複数の国際ブランド(VISAとかアメックスとか)をお持ちでしたら、そのカードを持っていく(カード情報を控えて行くこと)をお勧めします。
配車リクエストの前に
2019年10月29日からロサンゼルス国際空港でのウーバーの乗車位置が変わりました。空港ターミナルビルでの乗車が禁止されたため、LAX-it(エル・エー・イグジット)での乗車になります。
ウーバーを呼ぶ前に、ウーバーの停車場所を確認してから配車リクエストをしましょう。というのも、私は、入国審査が終わってすぐに(外に出る準備が整った時に)配車リクエストをしてしまいました。事前に次のようなウーバー公式サイトのヘルプを読んでいたからです。
空港での迎車
荷物受取所で荷物を受け取り、外に出る準備が整ってから配車リクエストをされることをおすすめします。
https://help.uber.com/ja_JP/h/751bbde6-8328-4b85-86d5-5c03a1411b21
日本からの到着便のほとんどはトム・ブラッドレー国際ターミナルに到着します。私たちが乗った便もそうでした。ウーバーのヘルプにはこのような地図もあります。「これを頼りにすればわかるさ」なんて思ったのが大間違い。
ウーバーアプリには乗車の場所もちゃんと表示されます。だけどそれがビルの何階なのかどこからいけばいいのかさっぱりわかりません。ウーバーの自動車はだんだんと近づいてきます。自動車が、いまどこにいるのかわかるのはありがたい仕組みなのですが、この時は「あぁ、迫ってきている〜」と焦らせられるだけの仕組みです。
そして、ウーバーは到着。たぶん。運転手から電話がかかってきます。
「#$%&#$%&」
私もパニクっていて、ドライバーが何を言っているのか、自分が何を言っているのか分かりません!(苦笑)
乗車の場所について尋ねても、目印となるものがわからなくて、何がなんだか分かりません。画面に表示されている「かばん店」ってどこよ〜?って感じです。私たちは到着ロビーのある1階にいたのですが、乗車場所が2階だとは思わなかったことも、混乱の原因でした。やり取りの中で、「ウーバーの乗車場所を確かめてそこに行くから」と伝えて一旦電話を切り、空港の係員に尋ねて*1やっと場所を探し当てました。2階の乗り場です。私たちの場合は「C」でした。
と、いうことで、配車リクエストの前に乗り場を確認しておくことをお勧めします。場所を確認してからリクエストしても、数分で来てくれます。私のように欲張って、先に呼ばないほうが、精神衛生上もいいです。
教訓:空港からウーバーを配車する時は、乗車場所を確認してからで充分。ウーバーはすぐやってくる。
配車リクエスト
話が進みすぎました。配車を始める話しに戻ります。
ウーバーを起動すると行き先を尋ねられます。
行き先を入力すると、配車が可能な種類のウーバーが表示されます。ウーバー・セレクトとブラックはダメ(近くにいない)で、SUVは配車が可能です。大きな荷物の4人なのでSUVを選択しました。
このあとは支払方法の選択に進むのですが、JCBがダメ、VISAがダメ、そんな状態でしたので、焦っていてウーバーXLが選択できるかどうかよく確認していませんでした。ひょっとすると、もっと安くホテルまで行けたかもしれませんね。
教訓:焦っていても、もっと安いものがないか、しっかり確認。
乗車場所
乗車場所の指定をします。
ちなみに、これは別のウーバーの画面(ディズニーグランドカリフォルニアン)ですが、どこで待つかを指定できます。お勧めの「よく使われる乗車場所」も表示されるので、これにしておけば問題ありません。
ウーバーが近づいてきたことも、アプリでわかります。
運転手の顔写真、自動車のナンバー、車種と色が表示されているので、それを頼りに自分のウーバーを区別します。顔写真は小さくてわかりにくかったので、車の色とナンバーで探しました。(車に疎いので車種はよくわかりません。)
ロサンゼルス空港の乗車場所
トム・ブラッドレー国際ターミナルのウーバー乗車場所は2階の乗り場です。私たちは「C」でした。このターミナルは1階に到着ロビー、2階に出発ロビーがあります。到着した私たちは1階にいました。2階の出発ロビーまで移動して、乗り場の札を探さなくてはなりません。
乗り場の札はこのように「RIDE SERVICE PICK UP」と書かれています。
ちなみにウーバーのヘルプではこのように書かれています。
出発ロビーの階で、建物の外に「Ride Service (配車サービス)」の看板が 5 つ (A~B および D~F) あります。Uber のドライバーはここにお迎えにあがります。
出発ロビーの階は2階なので、この記述についてはいいのですが、
到着ロビーの階で、ターミナルの番号と最寄りのドア番号を入力してください。お迎えにあがりますので、歩道でお待ちください。
到着ロビーは1階です。(少なくともトム・ブラッドレー国際ターミナルでは。アメリカ国内線は異なっているんでしょうか?)混乱しちゃいます。空港スタッフに尋ねた時も「ウーバーは2階のCだよ」と教わりました。
2019年10月29日以降のロサンゼルス国際空港でのウーバーの乗車はLAX-it(エル・エー・イグジット)になりました。これはタクシーもLyftも同じです。
(画像は公式サイトから)
LAX-it(エル・エー・イグジット)までは徒歩かシャトルバスで行きます。各ターミナルから徒歩では5〜20分、シャトルバスでは10〜15分です。ちなみにJALやANAは上の地図でいうと「B」のトムブラッドレーターミナルに主に到着しますので、ここからだとLAX-it(エル・エー・イグジット)までは徒歩では約20分、シャトルバスでは約10分です。
なお、降りるときはターミナルの前まで行っておろすことが(ウーバーもLyftもタクシーも)許可されているので、そのように連れて行ってもらえます。
乗車
そして、やっと私のウーバー!シボレーのサバーバンです。出会うことができました。
乗車の際にはドライバーから「conoか?」と確認されます。「そうだ」と言いながら、自分のウーバーアプリ(そのウーバー車の情報が表示されている)を見せて、確認(相手に安心)してもらっていました。わたしの場合。
支払いと評価
支払いはスマホアプリで簡単にできます。チップを払うことは不要ですが、あえて払うこともできます。ドライバーと話が弾んだ時は払いました。(ほとんど話が弾みましたけど。)
評価を入れます。今回のカリフォルニアの旅のウーバーは全て★★★★★でした。
サンタモニカへ
空港からサンタモニカまでは60分でした。
正面にサンタモニカピアの看板が見えてきました。宿泊予定のショアホテルはサンタモニカピアまで徒歩3分です。もうすぐホテルに到着です。
ウーバーアプリの「乗車の詳細」では、ルートや料金を確認することができます。
乗客の評価
ウーバーでは乗客も評価されます。*2
名前のすぐ下に表示されているのが、conoの乗客としての評価です。「4.89」です。
評価が低いと乗車拒否(配車リクエストしても応じてくれるドライバーが少ない)されるようになるんでしょうか(苦笑)。
まとめ
・空港からサンタモニカへの移動は、ウーバーかスーパーシャトルがお得で便利。
・空港からディズニーランドへの移動は、ディズニーランドエクスプレス、スーパーシャトル、ウーバーがお得で便利。
・4人で大きな荷物がある時はウーバーXL、荷物が少なければウーバーX。
・空港でのウーバー配車リクエストは、乗車場所を確認してからで充分。
・トム・ブラッドレー国際ターミナルのウーバー乗車場所は2階(出発ロビーのある階)。
・ウーバーはドライバーの評価システムがあるので、フレンドリーで親切。
・ドライバーとのお話が楽しい。
・逆に乗客への評価システムもウーバーにはある。(態度に気をつけましょう。w)
前の話です。
次の話です。
一覧です。
こちらもどうぞ!
*1:出川哲朗さんじゃありませんが、「ウーバー、ウーバー」と言っているとやさしい係員は場所を教えてくれます。(苦笑)」
*2:乗客の評価は、以前は深い階層の中にあったのですが、今はすぐに見ることができます。
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