【一度は訪れておきたい】ショールームに行って体験してみよう!ニコンとキヤノン

旅のお供に欠かせないのがカメラ。今はSONYのコンパクトデジカメを持ち歩いているのですが、一眼レフも手にしてみたいと思って、近くの家電量販店を訪れてみましたが、ほとんど置いてありません。一眼レフと言えば、レンズを交換できるのが特長ですよね。やはり、ボディとレンズの大きさと重さをしっかりこの手で確かめてから購入したいと思って、ニコンとキヤノンのショールームに行ってみました。

 

ショールームをWebサイトで調べると、次のようになっています。

ニコン キヤノン
ニコンプラザ銀座 キヤノンデジタルハウス銀座
ニコンプラザ新宿 キヤノンプラザS(新宿)
ニコンプラザ名古屋 キヤノンデジタルハウス名古屋
ニコンプラザ大阪 キヤノンデジタルハウス梅田

宿泊がヒルトンお台場だったので、比較的近い銀座にしました。

ニコンプラザ銀座

地下鉄銀座線、日比谷線「銀座駅」から徒歩3分、都営浅草線「東銀座駅」から徒歩5分の場所にあります。
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手前は一眼レフの展示台です。交換レンズは展示されていないので、スタッフにお願いしておくから出してもらえます。
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こちらは、一眼カメラやコンパクトデジカメが展示されています。
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ショールームですので、自由に触っても大丈夫です。ただ、スタッフに声をかけてお話をしながら体験したほうがよりわかりやすいですよね。レンズも色々と出してきてもらえますし。私自身はD750とD810 が気になっていたので、体験させてもらいました。
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D750

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D810

D750に標準ズームレンズ 24-70mm f/2.8を付けてもらったり
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広角スームレンズ 14-24mm f/2.8を付けてもらったり
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魚眼レンズ 16mm f/2.8を付けてもらったりしました。なお、展示されているカメラやレンズには盗難防止用の紐がついているので、それから離れての撮影は難しいです。
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カメラ専業メーカーということもあって、ショールームはカメラとアクセサリー類だけです。あたりまえですが。店内はさほど広くはありません。ショールームの他には研修会のためのエリアと、作品の展覧会場「ニコンサロン」があります。

体験させてもらったレンズは男性スタッフから「大三元」と呼ばれていることを教えてもらいました。大三元は麻雀の最高得点のひとつの名前で、3種類の麻雀牌をすべて揃えるとできあがります。そこから転じて3種類すべてを揃えることを大三元と呼びます。広角ズームレンズ、標準ズームレンズ、望遠ズームレンズのなかでも最も明るく高価ななF2.8(レンズの明るさ)を3種類揃えると大三元ということですね。

大三元ほど高価ではない小三元もあります。F4の明るさのレンズはF2.8ほど高価ではないので、広角、標準、望遠のズームレンズをF4で揃えると小三元です。

展示されているカメラに自分のSDカードを差し込んで、撮影したデータを持ち帰ることができます。上の写真はそうして撮ったものです。「実はキヤノンとどちらにしようかと迷っている」と伝えると、スタッフのお姉さんが「メーカーによって色味などの好みの違いがありますので、ぜひデータを持ち帰って比べてください」と勧めてくれたので、その言葉に甘えました。このお姉さんの対応でぐぐっとニコンに気持ちが寄りました。

勝手な感想ですが、専業メーカーの素朴さと一途さが感じられるショールームでした。

キヤノンデジタルハウス銀座

キヤノンデジタルハウス銀座は、東銀座駅から徒歩2分、駅を挟んでニコンのショールームとは反対方向にあります。ニコンのショールームからは歩いて7分です。
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プリンターの展示もあって、かなり広いスペースのショールームです。これは、コンパクトデジカメなどの展示エリアです。
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一眼レフの展示エリア。
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交換レンズのケースです。
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気になっていたEOS 5D MK4とEOS 6Dを触らせてもらいました。
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なお、このショールームでは、著作権の問題があるのでポスターの撮影はしてはいけないということでした。ポスターはプリンターの上に掲げられています。ここも、展示品のカメラでテスト撮影ができます。しかしニコンと違って自分のSDカードを展示品に挿す場合には一旦フォーマットをしなければなりません。おそらく、セキュリティ上のきまりなのでしょう。なので、撮影データを無料でCDに焼いてくれます。また、試作機の撮影データを持ち帰ることもできません。お客様とスタッフの顔も撮影禁止です。

EOS 6Dに標準ズーム24-70mm f/4 ISを付けてもらいました。
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EOS 6Dに標準ズーム24-70mm f/2.8を付けてもらいました。
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キヤノンのショールームの(これまた勝手な)感想ですが、ビデオカメラ、プリンターや電子辞書などもあり商品点数も多いので広く華やかなスペースです。親密さを抑えた少しよそ行きの雰囲気でした。

中央に花だけではなくウサギなどの置物が置かれているのはテスト撮影のためでしょう。このしつらえは素晴らしいと思います。

ショールームに慣れるコツ

実は、それぞれのショールームに2回ずつ訪問しました。
最初にニコンに行って目当てのカメラとレンズを触って大まかな話を聞いて、次にキヤノンに行っていろいろ見て話を聞いていると目当てのレンズの大きさが気になったんですね。どちらも標準ズームなのですが、キヤノンに比べてニコンがずいぶん長くて重いと思ったからです。(いまカタログで調べるとキヤノンのレンズ長さ113mm、重さ805gに比べてニコンは154.5mm、重さ1070g)レンズの軽さやコンパクトさは正義だと言われます。もしも同等の性能であればやっぱり軽いほうがいいので、確かめたくてもう一度ニコンのショールームを訪れました。

そこで先程書いた「データを持ち帰って見比べる」話をスタッフにされたので、またキヤノンに行きました。

2回目だと緊張することもなく、自分のしたいことを堂々と伝えられます。まるでSFC修行僧がCAの「おかえりなさいませ」攻撃にだんだんと慣れて、切り返しまでできるようになるように。ここでも、慣れるには頻度を多くすることだと開眼?しました。

機種を選ぶ楽しみ

あとは予算に応じて機種を選ぶのですが、ひょっとするとこの選ぶ時間が一番幸せなときなのかもしれません。カタログを眺めるときが。飛行機内でもANA SKY SHOPやJAL SHOPを(買わなくても)眺めていると、なんとなく満たされるような気がします。

さて、どちらのメーカーにしようかと悩みます。航空写真家として有名なチャーリー古庄さんやルーク・オザワさんはどちらもキヤノンを使ってらっしゃるようです。ミーハーな私は、なんか偉い人がコレ!っていうとついついなびいてしまうので、そうするとキヤノンにころころと転がりそうです。一眼レフは交換レンズの問題もあるので、一度購入したメーカーはカンタンには変えられないので、決断のしどころですね。どうなるかは、またの機会のお楽しみとしましょう。

 

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