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ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジ
ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジは、37階にあります。営業時間は6:00~21:00です。
・朝食 / 6:00~10:00
・アフタヌーンティー / 15:00~17:00
・カクテルタイム / 18:00~20:00
・ソフトドリンク / 6:00~20:00
ヒルトンのエグゼクティブラウンジは、次の条件で入ることができます。
・エクゼクティブルームに宿泊
・ヒルトンダイヤモンド会員
ANAのステータスマッチでヒルトンのなんちゃってダイヤモンド会員となった私は、この機会に高級ホテルのいろんなサービスを体験してみたいと思って利用してみました。いつもながらですが、恐る恐るの訪問です。
受付でカード番号を見せて入室します。
窓からは林立する新軸のビルが見えます。このラウンジの窓も障子があり和風テイストになっています。
まだアフタヌーンティが始まらない午後2時30分ですが、奥のソファーには客がくつろいでいます。この落ち着いた空間で、チェックインやチェックアウトの手続きができます。新聞や雑誌などのライブラリエリアもあります。
ソフトドリンク(6:00~20:00)
通常の時間はソフトドリンクの提供とフルーツが中心です。

チョコレートケーキとマフィン。
ナッツやプレッツェルもあります。私は青色の乾燥そら豆がお気に入りです。わさび味なんですが、そんなに辛くなくてビールが進みます。でもまだ3時にもならない時間でしたので、食べるのは我慢していました。

「ソフトドリンク」の時間とはなっていますが、缶ビール(アサヒスーパードライとハイネケン)は提供されていました。だからナッツ類があっても不思議ではないんですね。
アフタヌーンティ(15:00~17:00)
アフタヌーンティの時間にはスイーツが加わって華やかになります。客も増えて、談笑の声も賑やかさを増します。
チョコマフィン、抹茶ムース、チョコロール、フルーツタルト、マフィン&カスタードバニラクリーム・チェリーソース。


冷蔵庫の中にライムを見つけました。スタッフにお願いして櫛切りにしてもらいます。
ジンジャエールにライムがとても良く合います。半年前に初めて成田空港のANAスイートラウンジに行った時に、ジンジャエールをお願いするとライム付きで提供されました。その時の味が忘れられなくて、空港やホテルのラウンジに行くとついついジンジャエールを飲んでしまいます。ジンジャエール&ライムとラウンジ、至福の時間です。
カクテルタイム(18:00~20:00)
夕方になるとぐっと大人の空間になってきます。窓の外では向かい側のビルにも明かりが灯され、U2のCity of Blinding Lightsが脳裏をかすめます。今夜の君はとても美しい。


アピタイザーが運ばれてきます。
トルティーヤサラミガーリックマヨ添え、シュリンプカクテル、ブルーチーズ…

きゅうりや人参のディップはとても美味しくて何度かお代りしました。特に緑のソースはアボカドベースでお気に入りです。
いろいろと物色していると若い男性スタッフから声を掛けられました。「あぁ、おかえりなさいませ。」
嬉しくて、「ありがとうございます。覚えていてくださって」と答えたのですが、こんなとき、真性上級会員はなんて応えるんでしょうか。
おそらく、スタッフの名前を覚えていて「やぁ、○○さん、いつもありがとうね。おかげで心地よく過ごせてるよ。」
なんて。
名前で呼ぶ。根源的なYesがそこにあります。あなたの存在を心から歓迎する気持ちが認められます。
そんなことを考えていると、「conoさま」と私の名前を呼ぶ人がいます。
フロントでチェックインを待つ人をさばいていたマレーさん(仮名)です。フロントからエグゼクティブラウンジに来ていました。マレーさんは某航空会社に15年間キャビンアテンダントとして勤務した後にヒルトンに移り、統括部門の仕事をされています。今日はたまたまヒルトン東京に訪れたとのこと。
フロントでの出会いは一瞬で、マレーさんから見れば私などその他大勢の一人に過ぎません。それでも名前で呼びかけられるのはさすがです。ヒルトンの底力を垣間見る瞬間でした。
先程、私は上級会員はスタッフの名前を覚えているんじゃないかと書きました。実はその現場を目にしたからです。その(おそらく上級会員)人は、「やあ、○○さん、最近はどうなの?」
もちろんスタッフも満面の笑みで話し始めます。人間同士の対話が始まる瞬間です。客とスタッフを超えるやりとりが繰り広げられていて、とても好ましくそして羨ましくもありました。いつか、そうありたい。
アルコールもスパークリングワイン、ワイン、日本酒などいろいろ(銘柄に疎くてすみません。)
和風モダンの窓の向こうにきらめく灯り。
朝食(6:00~10:00)
ヒルトン東京の朝食は基本的にはマーブルラウンジ(レストラン)なのですが、エグゼクティブラウンジでも食べることができます。

種類はマーブルラウンジほど多くはありませんが、多くの人で賑わっています。
チェリートマト、ベビーリーフ、ラズベリー、イチジク、サーモン、ハム。
スクランブルエッグ、カリフラワー、ソーセージ、ベーコン、グラノーラ、ミューズリー。
不思議な形をした器械なので「なんだろう?」と思っていたのですが、スタッフがオレンジを絞ってジュースを作り出しました。フレッシュなオレンジジュースはとても美味しいです。
このラウンジでもオムレツを作ってもらえます。
しっかりと朝食を取りたいのであれば和洋中のいろんな種類のブッフェが楽しめるマーブルラウンジがお勧めですが、ゆったりとしたチェアで軽く食事を摂れるのがエグゼクティブラウンジの魅力かもしれませんね。


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ルールさん、ブックマークをありがとうございます!
おっしゃる通り血の通った人としての接遇(スタッフからも、客からも)は、さすがヒルトンだと思いました。
私も自分自身を訓練しなくちゃ。
ヒルトンの世界観を肝に銘じたいと思います。自分が知らないだけでは通よしませんね!頑張ろう!
たぱぞうさん、いつもブックマークをありがとうございます!
高いところってだけでワクワクします。
子ママ研究者さん、ブックマークをありがとうございます!
住吉さん、コメントをありがとうございます。
私が思うに、多くの人から支持されている企業は世界観を大切にしていると思います。それは理念やクレドに表されて思いますが、それをはっきりと打ち出す(ヒルトンでは「世界で最も温かいおもてなしを提供する」こと)と共感する客が集まるのだと思います。
なんだか生意気なものいいですみません。とても大切なことだと自分に言い聞かせております。