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ディズニー・バケーション・クラブ(Disney Vacation Club)は本当にお得なのか?管理費に潜む注意点を考えておこう


ディズニー・バケーション・クラブとは

 ディズニー・バケーション・クラブ(Disney Vacation Club、以下DVC)は、ディズニーが運営しているタイムシェアです。
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(アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ)

タイムシェアとは

 タイムシェアとは「リゾート物件(コンドミニアム)を一定の期間単位で所有できる権利」です。ヒルトンやいろんなブランドがあるようですね。初期費用が高額な会員権(ゴルフ会員権とか)のイメージに近いのですが、DVCの場合は、所有権をポイントで表します。

DVCの仕組み

 DVCのサイトにある例を元に仕組みを見ましょう。
 
 1年間に150ポイントを取得するための
権利購入価格は約280万円で、最初に払います。
さらに年間管理料として約11万円を、毎年支払います。
 
 150ポイントで宿泊できるのは、例えば次のようになります。部屋が大きくなれば消費するポイントが多くなるので、宿泊できる日数は少なくなります。また、リゾートによっても異なります。

リゾート 部屋タイプ 宿泊期間
アウラニ デラックス・スタジオ 4泊
アニマルキングダム 1ベッドルーム・ヴィラ 3泊
グランド・カリフォルニアン デラックス・スタジオ 7泊

 
 リゾート地としては、カリフォルニアのディズニー・リゾート、フロリダのディズニー・ワールド、ハワイのアウラニ・リゾート、ディズニー・クルーズラインの他に幾つかのリゾート地にヴィラがあります。また、東京ディズニーリゾートのアンバサダー、ミラコスタ、ディズニーランドホテルや香港ディズニーランドのホテルなどにもポイントを使って泊まれます。

DVCのヴィラ

 DVCではリゾートのコンドミニアムをヴィラと呼んでいます。ヴィラの部屋は基本的に4種類あります。

デラックススタジオ
  • 大人4名まで&簡易ベビーベッド
  • クイーンサイズのベッドとダブルサイズのソファーベッド&簡易ベビーベッド
  • バスルームと簡易キッチン

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1ベッドルームヴィラ
  • 大人5名まで&簡易ベビーベッド
  • マスタールームにキングサイズベッド
  • リビングルームにクィーンサイズのソファーベッドと折りたたみベッド
  • バスルームとフル・キッチン
  • 洗濯機と乾燥機

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2ベッドルームヴィラ
  • 大人9名まで&簡易ベビーベッド
  • マスタールームにキングサイズベッド
  • ベッドルームにクィーンサイズのベッド2台
  • リビングルームにクィーンサイズのソファーベッドとスリーパーチェア
  • バスルームとフル・キッチン
  • 洗濯機と乾燥機

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3ベッドルームヴィラ
  • 大人12名まで&簡易ベビーベッド
  • マスタールームにキングサイズベッド
  • 2つのベッドルームにクィーンサイズのベッド2台とバスルーム
  • リビングルームにクィーンサイズのソファーベッドとスリーパーチェア
  • ダイニングルームとフル・キッチン
  • 洗濯機と乾燥機

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体験した感想

 今までにハワイのアウラニの1ベッドルーム・ヴィラ、フロリダのアニマルキングダム・キダニの1ベッドルーム・ヴィラ、フロリダのとサラトガ・スプリングスの2ベッドルームヴィラを体験しましたが、家族4人ではデラックススタジオでは狭く感じ、1ルームベッド・ヴィラが快適です。
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(アウラニの1ベッドルーム・ヴィラ)
 
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(アニマルキングダム・キダニビレッジの1ベッドルーム・ヴィラ)

DVCのメリット・デメリット

DVCのメリット

長期滞在に向いている
 1ベッドルーム以上であればフル・キッチンと洗濯機、乾燥機が付いているので、着替えが少なくて済みます。
 約4日毎に清掃が行われます。(厳密には、宿泊日数で清掃サービスの間隔は異なります。)
予約が早くできる
 ホーム・リゾート(後で説明します)であれば11ヶ月前、その他は7ヶ月前に予約できます。
ディズニー・ラブが表現できる
 Welcome home!の雰囲気があり、部屋の構成もだいたい同じなので、ホーム感があります。タイムシェアなので所有感も少しだけあります。
会報誌が届く
 メリットというほどではありませんが、「Disney Files Magazine」(英語)という季刊誌が届きます。
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会員向けイベントや割引
 2016年はDVCの25周年なのでイベントが開催されています。私が興味を持っているのは

  • エプコットにメンバーラウンジを設置
  • マジック・キングダムの花火(Wishes)鑑賞スイーツパーティ(メンバー限定)をフェリーで開催

 
 会員向けのイベントや割引はこちらをどうぞ
Member Benefits, Discounts & Special Events | Disney Vacation Club
サービスデスクが手配のお手伝い
 日本語が可能なサービスデスクがヴィラの予約、空港からリゾートまでの送迎バスの予約などていねいに対応してくれます。

DVCのデメリット

他に行けない
 世界中のディズニーリゾートに行けるぞ、RCI(リゾート宿泊権利交換会社)を通じていろんな所に泊まれるぞ、と言われても、選択肢(場所)には限りがあります。
東京ディズニーリゾートの消費ポイントが高すぎる
 レギュラーシーズンで、アンバサダーは53~82、ディズニーランドホテルは58~77、ミラコスタは58~80。150ポイントではミラコスタの週末の2泊はできません。
ハワイのアウラニも混んでいるし消費ポイントが高い
 マジックシーズン(ハイシーズンよりもひとつ下)の1ベッドルーム・ヴィラは44~58消費ポイントで、フロリダのフロリディアン(46~66)なみ。まあ、新しいということもあるのでしょうが。アウラニではホテル部分をDVCに開放していて、こちらは予約が取りやすくて消費ポイントも少なくて(18)済むのは好感が持てます。

DVCはお得か

DVCの所有権は50年以内

 DVCは、ある決まった場所のリゾートの所有権の購入です。私の場合はハワイのアウラニの購入なので、アウラニがホーム・リゾートになります。自分のホームリゾートが開設されてから50年間の所有権になります。(50年後には取り壊されるのだとか。)開設されてからの期間なので、購入時期が遅ければ、50年よりも少ない年数の所有権となります。

年間管理料の落とし穴

 1年間に150ポイントが取得できる権利の場合、最初に払う金額が約280万円で、その後に毎年、年間管理料が必要なのです。この年間管理料が値上げされるのです。(厳密には、値上げする可能性があることを最初に知らされる。)
 
 サービスデスクでアウラニの年間管理料の実績を聞きました。「管理料」は1ポイントあたりの管理料で単位はドルです。2011年だと150ポイントの所有権は90,248円(1ドル105円として計算)です。

管理料 上昇率
2011 5.73 -
2012 5.96 4.01%
2013 6.25 4.87%
2014 6.44 3.04%
2015 6.51 1.09%
2016 6.79 4.30%
平均 - 3.46%

 
 上昇率は前年度に対して何%上がったかを計算しています。そのの平均は3.46%ですが、複利計算で増えていきます。2011年に150ポイントを購入したとすれば、3.46%の上昇率では50年後には2011年の5.3倍になります。複利計算の怖さですね。表にしてみましょう。

購入時 1倍 90,248円
10年後 1.35倍 122,571円
20年後 1.90倍 172,231円
30年後 2.68倍 242,012円
40年後 3.77倍 340,065円
50年後 5.30倍 477,844円

 
 最初の年の年間管理料90,248円を単純に50倍した場合:4,512,400円
 上昇率3.46%として複利計算した年間管理料の合計:11,680,064円

 必要以上に不安を煽るのは本意ではありません。実際にはもっと低い年間管理料で済むかもしれませんが、覚悟は要ります。

ポイントの単価は?

 楽天トラベルのチョイスシーズン(4段階中ハイシーズンから3番目)でのアウラニの1ベッドルームビラの部屋料が10万円です。DVCで宿泊すると消費ポイントは50ポイントなので、1ポイントあたり2000円。(本当はドルで比較したかったんですが、エクスペディアではアウラニが出てきませんでした。)デラックススタジオで計算するとポイントの単価は1,911円でした。
 
 ちなみに、臨時で購入できるポイント(one-time-use Vacation Point)は、現時点で諸税込みで15ドルです。これだと、ポイント単価は1,575円ですね。ただし、DVC内部での価値なので、やはり流通している部屋の料金を元に計算しましょう。
 
 150ポイントが29万〜30万円(以下は面倒なのでポイント単価を2,000円とします。)とすれば、150ポイントを50年間取得すると7,500ポイント。50年間で、1500万円相当の宿泊料になります。
 
 最初に支払う280万円と年間管理費用の50年間分(上昇率を含む)合計で1,448万円になります。得られる便益とそのコストはほとんど変わらない計算になりますね。しかも、年間管理料がどうなるかの不確実性がありますので、DVCの現在価値はあまり褒められたものではないですね。さすがに50年後の年間管理費は、年間の宿泊から受けるメリットと比べて高すぎるのでここまで上がらないと思いたいのですが。
 
 グラフにすると、購入後16年目で損益分岐点を超えますので、ここで元を取ったと言えます。これはDVCを手放した時のリセール価格を含んでいないので、実際には違った曲線になるかもしれません。調査がそこまでできていないのでご容赦下さい。販売価格はわかるのですが、売却価格の詳細が調査できていません。
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DVCへの想い

 じゃあ、なぜDVCを購入したかというと「イキオイ」(苦笑)でした。例えれば、家では使うことがないのに、パーク内でミッキーやミニーのカチューシャを買ってしまう。ディズニー・マジック(笑)。
 
 他に何に例えればいいのかいろいろと考えていたのですが、
 メリット・デメリットを考えると躊躇するファンクラブ、でも、ファンであれば入っておきたいとか。
 ダイヤモンド修行ともちょっと違うし、ラウンジとかを考えるとダイヤモンドのほうがよく思えますし。DVCは上級顧客の扱いを受けるわけでは無いですし。
 
 でも、DVCは、ディズニーへのロイヤルティを高めるプログラムであることは間違いないでしょう。
 
 そんな思いとディズニー・ラブを持って、フロリダのグランド・フロリディアンに行ってきます。*1
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(フロリダ・アニマル・キングダム)
 
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(アウラニ)
 
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(アウラニ)
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(アウラニ)
キャラクターとの距離がとても近いです。



 
  海外ディズニーに行くには、貯めたマイルでANAのビジネスクラスで行くのが、とても快適なのでお勧めです。マイルを貯めるには「ソラチカルート」で貯めます。その秘訣はこちらです。

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 ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)への必須の準備をまとめました。

 
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*1:DVCにはいろいろルールがあります。煩瑣なので省きました。

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